バイト師匠の日記

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「分かりやすく伝えてあげる」という価値

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以前これから求められる価値として「選んであげる価値」があるよという記事を書いたんですが、最近の流れでもう一つ大事な価値があることに気づきました。

それは「分かりやすく伝えてあげる価値」です。

池上彰さん、ちきりんさんが好例

テレビの世界だとこの価値に最も早く気づいて成功しているのは池上彰さんです。池上さんは知っているようで知らない政治や経済、世界情勢などをわかりやすく視聴者に伝えてくれます。有名ブロガーのちきりんさんは世の中の出来事や現象の本質や仕組みをわかりやすく伝えています。

今熱いのはマンガ市場

あと最近この流れで注目しているのはマンガの市場です。200万部を突破して社会現象にもなっている「君たちはどう生きるか」もその一つです。原書はなんと80年前に出版されていますが昔の書物は言葉も難しく現代の大人でも読めないと思います。どんな名書でも読まれなければ伝わりません。そこでマンガ化することにより読みやすくなり一気に広まっていったということです。

他にも日本史や世界史のマンガ本もあります。これも文字だけを読むより、マンガで読んだ方が理解しやすいからです。あとビジネス書のマンガ化も進んでいます。ホリエモンの書籍「多動力」もビジネス書として大ヒットしましたが、更にマンガ化して普段ビジネス書を読まない層にまでアプローチを広げています。

今までマンガは子供が読むものというイメージがありましたが、実際は大人もマンガが大好きだったんですね。

仕事に応用しよう 

この「分かりやすく伝えてあげる価値」は様々なことに応用できます。

例えば、営業職ならお客さんに専門用語を使わずにサービスの伝えることはもちろん、上司に新しいプロジェクトのプレゼンをする時や、後輩に仕事を教える時にも有効に使えます。

ただ注意点としては、分かりやすく伝える価値が高いのは「難しいこと」を分かりやすく伝えてあげる時だということです。簡単なことを分かりやすく伝えても価値は低いので、専門分野や得意分野などのインプット作業が必要です。何事も簡単にはいかないですね。。。

 

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この記事を書きながらブログに関してもそうだなぁと感じました。なので、これからはより分かりやすく伝えられるように気を付けて書いていこうと思います。では!