転職理由別の効率の良い転職活動のやり方
転職の理由は様々ですが、大きく分けると「人間関係」「仕事内容」「労働環境」の3つのどれかに当てはまります。
星の数ほどある求人の中からあなたに合った求人を探すのは一苦労です。
そこで、転職理由毎に効率的な仕事選びのやり方をお伝えします。
いきなりですが、下の図が答えになります。
縦軸が業界、横軸が職種のマトリクス表にしたものです。
転職に迷ったらこの表を参考にしてみてください。
では、詳しく見てみましょう。
【A】人間関係が原因で辞めた人
・上司や先輩からのパワハラ
・仲間からのいじめや嫌がらせ
・仕事でミスをして迷惑をかけた など
仕事は好きだけど人間関係辛くて辞めたいという人は、人間関係だけをリセットできて仕事のスキルはそのまま活かせる「同業界同職種」で探しましょう。
【B】労働環境が原因で辞めた人
・給与が安い
・休みが少ない など
労働条件は業界全体の影響が大きいので、業界を変えたほうが効率的です。例えば、業界自体が儲かっているかどうかで給与相場が変わります。また、電通の自殺事件であったように広告関係の仕事は締切に追われるので労働時間が長い傾向があります。なので、労働条件を改善したい場合は「異業界同職種」で探しましょう。
【C】仕事内容が原因で辞めた人
・成果を出せない
・スキルが上がらない
・業務量が多すぎる など
向いていない仕事をするのは苦痛です。仕事は楽しさがないとやっていけませんので職種を変えた方が良いでしょう。業界の知識を活用して、「同業界異職種」で探しましょう。
転職の難しいところは、【A】の人間関係だけでなく、【A+B】や【B+C】また、【A+B+C】の全て不満を持っているケースもあります。その場合は表の【D】の異業界異職種で探すしかありません。
しかし、全てが転職理由になる場合は一度ちゃんと冷静に考えてみることをお勧めします。