労働時間の定義が時代に合わなくなってきている件
労働時間の定義は
「労働者が実際に労働に従事している時間だけでなく、労働者の行為が何らかの形で使用者の指揮命令下に置かれているものと評価される時間」
と解釈されています。
だから、更衣時間や仮眠時間は労働時間ですが、通勤時間は労働時間ではありません。
最近は自宅勤務の働き方も増えてきててこの労働時間の定義には収まらいケースが増えてきています。
例えば、以下はどうでしょう。
■朝起きて仕事のメールチェックをしながら朝食を食べる。
■プレゼン内容を考えながら犬の散歩
■提案資料を作成しながら子供の宿題をみる
■仕事を獲得するためにSNSで情報発信
■仕事の打ち合わせをカフェで行う
これらをキッチリ定義するのは難しいですよね。
これからは更に仕事をプライベートの境目が無くなっていきます。
今後求められるのは「労働時間」ではなく「成果」になっていくでしょう。
正社員やアルバイトなどの労働時間で支払われる労働対価の働き方と
フリーランスや業務委託などの成果に支払われる働き方が
選べる社会になっていくのだと思います。
現状はまだまだ圧倒的に「労働時間」の働き方が多いですね。