バイト師匠の日記

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共働き夫婦におススメの働き方

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共働き夫婦は増えていますが、まだまだ多様な働き方にはなっていない印象です。

共働きは大きく分けると2パターンあります。

 

■正社員×パート

正社員として働いていたものの、結婚・出産後に退職し、扶養内でパートとして働くパターンです。時間や日数をコントロールできるので働き易い反面、時給が安いことや、キャリアが活かせないなどの問題があります。

 

■正社員×正社員

育児休暇後に戻ってきて時短勤務などを活用したり、職種を変更したりして正社員の雇用で働いているパターンです。収入は2倍になるのでお金に余裕はできますが、時間的な余裕が全くなく、仕事と育児と家事で土日も忙しく生活に疲弊してしまいます。

 

ほとんどの共働きはどちらかのパターンなんじゃないかと思います。

1も2も共通するのは女性がキャリアを犠牲にしなければならないということです。

パートで働くのは女性だし、時短勤務も女性、子供が熱が出たら保育園にお迎えを行くのも女性です。ビジネスにおいて男女で能力の差はありません。にも拘わらず女性がキャリアを犠牲にしていることは悲しい事です。

将来的には、そんなことは無くなり男性が育児休暇をとることも今以上に増えていくでしょう。でも残念なが今は会社の社風や制度の要素が強く一個人の主張では簡単には変わらない状況です。

そんな中で我が家が実践しているおススメしたい共働きをお伝えします。

■正社員×フリーランス

どちらかが正社員で働き、一方はフリーランスとして働くスタイルです。

このスタイルの良いところはココ!

□共働きならではの働き方であること

会社員なら一度はフリーランスの自由な働き方に夢をみるはず。でも現実は厳しく、不安定なフリーランスに踏み切る人は少数です。特に独身の人や家族を一人で支える大黒柱だとそんなリスキーな行動にでることができるはずもありません。

でも、共働きなら一人が正社員として働いていれば安定して収入源を確保できるので、片方がフリーランスとしてリスクを負っても飢え死にすることはありません。

家族をチームとして考えて行動できます。これは共働きの強みです。

□性別ではなく能力や適性で選択できること

そして、フリーランスなら夫、妻のどちらもチャレンジできるんです。正社員として収入が低い方がフリーランスになるも良し、労働時間が長い方がフリーランスになるも良しです。家族で話し合って決めたらいいと思います。

□ 時間と収入の両方を獲得できること

フリーランスは時間に融通が利くので、家事や育児も並行して行うことができます。また、パートではいくら働いても収入は上がりませんが、フリーランスは能力次第で収入を上げることもできます。

 

ただし、注意点もあります。

フリーランスは時間コントロールが必要

フリーランスは時間を自分でコントロールしないと、無限に働いてしまいます。そうなると、正社員よりも労働時間が長くなってしまいますので、共働き子持ちには適しません。

□家事・育児も併用する

このパターンはフリーランス側が家事・育児の割合が多くなります。なので家事・育児が苦手な人は難しいです。

フリーランス初期は稼げない

 あと、フリーランスは能力とセンスも必要ですので、稼げない人は全く稼げない場合があります。特に初めの方はほぼ収入がない時期も続きます。そのリスクも考慮して家族計画を立てましょう。