共働きが辛いと感じた時に見直すべき3つのこと
「人生は死ぬまでの暇つぶし」
これいい言葉ですね。私はこの言葉を聞いたときに肩の荷がおりた気がしました。
「明日死んでも後悔しないように、人生を楽しく生きよう」そう思いました。
サラリーマン時代は共働きで平日は朝から夜まで働いてご飯食べて、食器洗って、風呂入って、風呂洗って、洗濯回して、洗濯を干して寝る。そして土日は買い物、掃除、育児に追われて自分の時間が全く取れなくてストレスも溜まっていき、奥さんと些細なことで喧嘩。そんな日々を送っていました。何のために働いているのか、わからなくなっていました。
私たちの上司世代は共働きの経験がないので理解が出来ないです。これはしょうがないと思います。そんな中、新しい働き方を模索していましたが、あまり成功事例がありませんでした。少なくとも、会社で仕事と育児を両立しながら活き活きと活躍している人は私の周りにはいませんでした。そもそも共働き自体が少数でしたね。
これは「自分達の世代(30代)」が道を作らないといけないのだと確信しました。
私が実践した3つのことをお伝えします。
共働きが辛いと感じている方の参考になれば幸いです。
1.仕事に関して
あなたは今の仕事を楽しんでいますか?
NOの方に質問です。
仕事を通じて自分の価値は上がっていますか?
この質問もNOの方は、すぐに転職を考えたほうが良いです。
嫌々仕事をして自分の価値も上がらない仕事は人生を消耗するだけですよ。苦痛を対価に給与をもらえるという考え方になっている人は要注意です。そんな仕事をしていると、ストレスが溜まり、イライラし、家族と些細なことで喧嘩になってしまいます。
一方で、楽しく仕事が出来ている方はそれだけで人生の勝ち組だと思います。こんな幸せなことはないですよ。しいて言えば、働く中で自分の価値が上がっているかは自問自答したほうがいいです。あと、生産性を高めて仕事をすることです。どんな優良な会社でもこの激動の時代にはどうなるか誰にもわかりません。会社の中での価値ではなく、社会に出たときの自分の価値を高めていくことを意識して働いてみましょう。スタンスとしては「いつでも会社を辞めれるよ」くらいの感じがいいんじゃないでしょうか。
2.お金に関して
「転職はしたいけど、収入が下がるからできない。」こう言う方は結構いますが、お金に振り回されている人がとても多く感じます。お金は上を見ればキリがありません。生活のお金の考え方のポイントは、生活する為の最低限の出費を把握しておくことです。これはすごく大事な考え方で、例えば月の最低限必要な出費が15万円だとします。そしたら、仮に30万円の収入が半分になっても生きていけます。人間は弱い生き物で月30万円もらえば30万円の生活になっていき、月50万もらえば50万円の生活になるのです。
でもこの最低限に必要な出費をわかっていれば、収入が減ってもやりたい仕事に転職も出来ますし、リスクをとってチャレンジすることもできます。漠然とした不安に侵されることもありません。
最低限必要なお金を把握する方法は、支出を細かく出すことです。例えば、家賃は高すぎるんじゃないのか?、その保険は本当に必要なのか?、交際費多すぎでは?、スマホは格安ケータイじゃダメなの?、ブランド品の必要ある?、車はカーシェアでもいいんじゃないの?など日々当たり前にすごしていることに一つ一つ精査していくことです。無駄な支出が必ず出てくるはずです。
3.働き方に関して
共働きの弱みは、「時間の余裕がないこと」です。夫婦ともフル勤務の場合は仕事と育児の両立はめちゃくちゃ大変です。特に子供が小さいと1日に自分の時間は1時間もないです。また、子供はスグ病気になります。病気になれば親も休まないといけません。
そこで私がお勧めしている働き方は「夫婦のどちらかがフリーランスになる」です。
共働きの強みは「安定した収入が二つあること」です。この安定した収入を1つにしぼり、もう一人は現職のスキルを活かしてフリーランスとして働きます。
この働き方のメリットは、フリーランスとして自由な働き方が可能になるので、家事育児を巻き取ることができます。これだけで夫婦関係も良くなると思います。
ポイントはバイトではなくてフリーランスだということです。バイトは時間給なので結局自由にはなれませんし、収入も低いままです。フリーランスなら、始めは収入は少ないかもしれませんが、マーケットスキルの習得と生産性の向上で前職以上の収入になるかもしれません。