飲食業界の斬新なビジネスモデル/烏森百薬(からすもりひゃくやく)
飲食店の人材不足は深刻な問題になっています。
お客さんが多いのにスタッフがいないために閉店したお店も数多く見てきました。
転職市場では飲食業界は不人気なので慢性的な人手不足の状態なんです。
今の時代、まずい飲食店はもうあまり見ません。
これはクックパッドのようにレシピが全世界で共有される時代なので素人でもプロと同じくらいの料理が作れるようになったからです。
料理の情報があふれた結果、秘伝のレシピの価値が相対的に下がってしまったんですね。また、ぐるなびのような評価サイトもあるので評価の低いお店は生き残っていけないんですね。
そんな飲食戦国時代で各社いろいろなアイデアを出しながら頑張っているわけですが、その中でも今までにない面白いアプローチで経営している飲食店「烏森百薬(からすもりひゃくやく)」を紹介してる記事がめちゃくちゃ参考になります。
飲食チェーン元カリスマ副社長が新橋で開いた居酒屋が画期的な理由 | BUSINESS INSIDER JAPAN
記事で紹介されている烏森百薬のビジネスモデルをざっくり要約すると以下の3つです。
1.メニューを外注
お店のメニュー30品のうち25品を他店から仕入れています。店舗で作っているのは5品のみ。
2.回転率を上げる
業態を限定しないことで、昼はランチ、夕方早めの一杯、夜は居酒屋、2件目のバーとして1日に4回転します。
また、メニューをあえて定番ものにして飽きがこないように心掛けている。料金も4000円以内で収まる様に設定していてリピート率を上げています。
3.人手が少なくても回る仕組み
2階は飲み物がセルフサービスになっているので食べ物の注文を受けるだけでよい。
また、料理長が休んでもメニューの5品だけを外せばいいので、お店は回ります。
今の人気の飲食店のトレンドは、インスタ映えの料理や特別な体験を提供したり、家庭ではできないようなプロの料理を提供したり、特定の分野に特化した業態などで差別化しています。
そんな中で、飲食店でメニューを外注するという発想がすごい。
外注することで人材不足の問題も解決しているのがエクセレントです。
この業務を外注にする考えを突き詰めていくとコンビニにたどり着きますね。
そう考えるといまコンビニにイートインスペースができているのはその為なんだろうな。
さすがコンビニ!
ただコンビニの問題点は店舗がダサいこと。もともと飲食店じゃないから当たり前だけどね。でもコンビニがオシャレになったら、もうコンビニでいいかも!コンビニ会社さんご検討よろしくお願いしますよ!
スナックとかバーとかは食事の外注は今からでもできそうすね。
この外注の考え方は色んな業界でも応用できそう。
因みに飲食業界で転職を考えている人は飲食専門の転職エージェントがおススメです。
itk(アイティーケー)
外食産業・飲食店に特化した転職支援サービスを行っています。
・外食産業の無料転職支援サービス求人数の実績NO.1
・今年で創業11年、外食特化の人材紹介では最も業歴が長い。
・12,000件以上求人からキャリアプランナーご紹介。
詳しくは公式サイトをチェックしてみてください。
H Agent
年収500万円も可能なハイレベル飲食系求人専門の人材紹介会社です。
・入社お祝い金(最大30万)/内定お祝い(最大3万円)の制度あり
・非公開求人が800件以上
・書類選考率94%
詳しくは公式サイトをチェックしてみてください。