「やりたいこと」「やるべきこと」より「やれること」
「やりたい仕事」と「やるべき仕事」の狭間で悩んでいる社会人は結構多い。そりゃあどうせ働くならやりたい仕事がいいに決まってます。でも現実はほとんどがやるべき仕事を頑張っています。感覚値なんですが、やりたい仕事とやるべき仕事の割合は1:9かな。
なので「今の仕事はやりたい仕事だ!」と自信もって言える人はラッキーで幸せな人です。おめでとうございます。
中には「やりたい仕事」と「やるべき仕事」が一緒の人もいます。こんな人はもう超レアです。神様に感謝しましょう。
やるべき仕事がきつく感じてくるのは「論理」だからです。目的を達成するための論理を実行することは時につらくなります。
例えばダイエットはきついのでなかなか続きません。太ると健康に悪いからダイエットすべきという論理はわかっていても、ついついおかしを食べてしまいます。
一方でやりたい仕事は「欲求」なので、お金をもらえなくてもやりたいと思える仕事です。
食べることが好きな人が食レポで全国の美味しい料理を食べに行くことはまさにやりたい仕事ですよね。
まるで理想的な感じはしますが、ひとつ注意が必要です。やりたい仕事とニーズがマッチしているかです。どんなにやりたい仕事でも需要がなければお金は稼げません。やりたい仕事の最大の問題点はココにあります。
じゃあどうすりゃいいの?という疑問が出てきます。そこで今回の伝えたいことは転職するならやりたい仕事よりも「やれる仕事」を選んだ方がいいよということです。
「やれる仕事」と聞くとスキルや資格をイメージしてしまいますが、それだけではありません。ポイントは自分では普通だと思っているけど、他の人から見たら評価されることです。
これの難しい点は本人もそのことに気づいていないということなんです。自分はこれが得意だ!というものはやりたい仕事とごっちゃになっている場合があります。だから周りの人に聞いてみましょう。
自分では意識していないことが評価されていることに驚くはずです。
ということで転職にはこの「やれること」を活かせる仕事を選ぶのがいいんじゃないかと思っている今日この頃です。