営業職(セールス)の今後の予想と対策
求人では営業職の募集が最も多いです。
どんな会社にも営業が必要なので当然っちゃ当然です。
営業職は未経験からもチャレンジしやすい職種なので異業種から営業に転職するケースもよくある話です。
営業スキルを身につけておけば、売るものが変わっても問題ありません。
結構万能なスキルなんです。
会社の売上を持ってくる営業は花形なんですね。だから会社は営業に報奨を与えてやる気を維持させています。
でも、最近は営業部隊をもっていない企業も見るようになりました。
そのほとんどがIT系の会社です。
営業の代わりに、プロモーションに注力しているんですね。
この流れは大きくなるんだと思っています。
だって営業は売上を上げますが、コストでもありますからね。
もちろんすべての営業職がなくなるとは思っていません。ただ、今が営業人口のピークでこれからは下がって来ると思います。
営業の未来はどうなるでしょうか?
いくつか予想してみます。
◼️営業は外注化される
会社が営業を所有するのではなく、外部に委託する形態になると思います。フランチャイズ店の個人版のイメージです。今はまだ個人の業務委託やフリーランスが少ないので現実的ではありませんが、これからはフリーで働く人がどんどん増えていくので楽しみです。
◼️営業のスターがうまれる
芸能人のステマが問題になりましたが、あれは芸能人に営業してもらっているということです。今はユーチューバーのようなインフルエンサーに企業が商品やサービスを紹介してもらっています。同じく営業スペシャリストには色んな企業からオファーが殺到すると思います。
◼️WEBから発注を受ける
会社の看板で営業していたり、顧客の信頼関係ができていない営業は今後生き残るのは難しいでしょう。営業の存在価値が低いとネットからの注文に切り替わっていきます。WEB販売は今はまだ消費者向けサービスがメインですが、今後はBtoBのサービスもWEBでの申し込みが当たり前になっていきます。
このように営業はスキルを持っていないと将来的には淘汰されてしまうんじゃないかと考えています。
ちなみに営業専門職としては少なくなっていくんですが、ビジネスでの営業スキルはめちゃんこ大事です。
つぎに営業マンの今後のキャリアについて考えみます。
営業のスペシャリストはみんなやっているんですが、ほとんどの営業はマーケティングを意識していません。商品の魅力をどうやってお客さんに伝えるかばかりを考えています。そうではなく、商品の本質的な価値はなんなのか、ターゲットは誰なのか、どうやって届けるのかという視点を持たないといけません。これがマーケティングの仕事です。マーケティングは営業の密接に関係するのでマーケティングスキルを磨いておくとどの会社でも重宝されます。
■生産者×営業
売る能力は既にもっているので、自分で商品やサービスを生み出しましょう。商品を自分で生み出して自分でバンバン売っていきましょう。
自分で商品を生み出すのが難しい場合は、業務委託や代理店などで気に入った商品やサービスを企業の代わりに営業するのもいいでしょう。
また、営業力のない生産者とタッグを組むという手もあります。
いずれにせよ、最低限のWEB知識は必要になりますので勉強も必要です。