バイト師匠の日記

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これから伸びる業界に転職するという考え方

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就活や転職する時の3大チェックポイントは職種、勤務地、給与です。

この3つをクリアすれば、次に勤務時間や休日などの待遇をチェックします。

そして条件が合えば応募するという流れを普通はやりますよね。

でも、これには重要な視点が抜けています。

それはどの業界で働くのかを考えることです。

 

 

転職の場合、自分のスキルや経験を活かせる仕事の方が転職しやすいとされています。それはそうですよね。企業も未経験よりも実績ある人の方が即戦力になるので双方メリットがあります。

だた、これには条件があって成熟された産業の場合に限るということなんです。

 

例えば広告業界であれば、広告業界の経験や実績がある人を採用したいと考えます。だから、未経験の応募者より業界経験者が採用されやすいです。

※例外として20代の若手のポテンシャル採用はあります。

 

でも、業界自体が新しい場合はどうでしょう。

そもそも経験者がいません。みんな未経験からのスタートです。

ここに新しい業界にチャレンジする価値があります。

 

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では新しい業界のメリットをみていきましょう。

3つのメリット

先行者優位の法則

ビジネスは必ず先行者が優位になるようになっています。なぜなら消費者は普段使用しているサービスから同様のサービスに乗り換えることをしないからです。だから新しい業界で新しいサービスを提供するメリットはとても大きいんですね。

■収入のアップ

伸びていく市場では売上が上がるので、収入も上がりやすいです。逆に縮小する業界に転職しても収入は上がりにくいということですね。

■成長できる

新しい業界にお手本はありません。自分たちで予測して行動し、その結果を踏まえて再度チャレンジする。その繰り返しなので同じ1年間でも桁違いの成長を獲得することができます。

 

一方で新しい業界にチャレンジする時の注意点もあります。

 

それは事業が失敗する可能性があるということ。

企業が10年間継続する確率はおよそ10%です。

9割の会社は脱落している現状は理解しておく必要があります。

じゃあ縮小産業がいいかといえば、そうではありません。

ここで重要なのは、会社が潰れても新しい業界での経験は自分の資産になるということです。倒産は経営者は大変ですが、社員なら転職先はスグに見つかります。

 

もう一つは業界を選ぶ目です。

まずこれから避けて通れないのはテクノロジーです。

テクノロジーといっても、エンジニアじゃない人でも問題ありません。

なぜなら、全ての産業にテクノロジーが進出してくるからです。

広告×テクノロジー

映像×テクノロジー

農業×テクノロジー

介護×テクノロジー

  

 

そんな中で今後おススメの業界の一つがドローン業界です。

ドローンが登場したばかりの頃は今後普及するかまだわかりませんでした。

でも今ではドローンのおもちゃも発売されるくらい身近なものになってきました。

 

ドローンが今後伸びる理由は以下の3点です。

■撮影の進化

ドローンを使うことで人間では撮影できない場所を簡単に撮影できるようになりました。これにより個人でもプロ顔負けの撮影が可能になりましたよね。また、災害時に

このドローンの撮影はさらに進化していき、私たちが思いつかない活用がでてくるはずです。今はまだ空の整備がされていない状況なのでこらからが楽しみです。

■配達の進化

すでに活用されている事例としては農業の農薬散布をドローンが行っています。アメリカや中国では試験走行が始まっているドローン配達はまだまだトラブルもあるようですが、これは時間の問題です。日本もドローンでピザが配達される日常がきます。人材不足のドライバー問題の解決にもなります。こちらも伸びしろ十分な領域です。

■遊びの進化

ドローンは単純に操作することが楽しいです。手のひらサイズの家庭用おもちゃも発売されていますよね。すでにドローンのテクニックを競う大会もあるようです。この遊びとしての市場が広がるほどドローン技術者のレベルが上がり、ドローンの職業者も増えると思います。

 

 

これからもテクノロジーの進化にともない新しい業界がでてきます。

既存の産業だけでなくアンテナを張って情報収集をしていきましょう。