バイト師匠の日記

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子育てのゴールは子供の自立


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子育ては本当に大変で、可愛くてたまらないこともあれば、憎くてたまらないこともあります。

赤ちゃんの大変さから解放されたと思えば幼児の別の大変さが待っており、児童になればまた別の種類の大変さが襲ってきます。

 

子育てが大変な理由は「自分の時間がない」「時間をコントロールできない」という時間を奪われるストレスが大きいです。

でも、実はあまり本人も気がついていいないストレスの原因があります。

それは「達成感を感じにくい」という問題です。 

 

育児と同じく仕事も大変だと言われますが、仕事には達成感があります。キツイ仕事でも労働時間は決まっているし、休日もあります。また報酬として給与も貰えます。そして、どんな仕事にもミッションがありゴールがあります。

でも、育児は24時間体制の年中無休で、報酬無しです。また子供の成長は緩やかなので、育児のやりがいも感じにくいです。このような理由から、子育ては日々の達成感を感じにくいんですね。

 

人が達成感を感じるためにはゴールが必要です。だから子育てにもゴールを設定する必要があります。

 

子育ての期間は20年程度かかります。

一般的には、社会人になったら子育てが終了と言えるでしょう。

社会人とは自分で稼いだお金で生活できる状態になることです。

つまり子育てのゴールは子供が自立することだということです。

だから、無職で親に食べさせてもらっている人は40歳を過ぎていても子育てが終わっていない子供だということになります。

 

子供が小さい頃はこの子育てのゴールを意識することは難しいです。

時間軸が長すぎてそこまで考えることは普通はできません。

だからこそ、子育てのゴールを設定することが大事なんですね。

 

子供の自立というゴールを設定すると、まず教育方針の軸が決まります。

軸が決まると子供を過保護にすることが間違いだとわかります。

やっぱり子供はかわいいので大事に大事に育てたいと思うのが親です。

ケガをする可能性があるところでは遊ばせたくないし、着替えや歯磨き、お風呂など身の回りの世話をしてあげたいという気持ちになっちゃいますよね。

でも、それが本当に子供のためになるかをちゃんと考えた方がいいです。

子供が自立するために必要なことを伝えていかなければいけないんです。

 

私自身、子育てに悩み続ける日々でした。赤ちゃんの頃の夜泣きに始まり、心臓の手術、偏食、発達の遅さ、いじめ、勉強の遅れなどなど数えきれません。でも、子供の自立という大きなゴールを設定したことで細かなことはあまり気にならなくなりました。

 

子供が自立して生きていければ達成と考えれば、無理やり塾に行かせる必要もないと思えるようになりました。テストの点数が良いことと自立できるはイコールじゃないからです。

 

というわけで、子育てにもゴールを設定しようというお話でした。

 

子育てに悩んでいる方がいれば参考にしてみてください!