成長したいなら仕事は7割やったら諦める!完璧を目指さない思考法とは?
仕事を通して成長したいと考えている人は組織の中でも優秀な人たちです。
そんな仕事で成長したいと頑張っている人はみんな高い目標を持っています。
「売上○○円を達成する」「ハイパフォーマーの先輩に追いつく」「最年少で役職をつかむ」などの目標に向かって頑張っています。
これ自体は良いことなんですが、日々の業務に意識しすぎて視点が狭くなっていることがあります。
売上や先輩や役職などの目標は会社の中での目標にすぎません。
成長したいと考える時に会社の枠に収まってはいけません。
そうではなくて個人のビジネスパーソンとして成長することに目標をおくべきなんです。
また、会社内の目標には実はゴールがありません。例えば売上目標の1000万円を達成すれば次は1500万円の新たな目標が設定されます。
役職も課長に昇進しても次は部長、部長の次は役員と常に上を目指さないといけません。
ここで重要なのは目標が高くなればなるほど成長するけど成長率は下がると言うことです。
課長に昇進する難易度と部長に昇進する難易度は比べ物になりません。しかも役職にかんしては実力だけでは決まりません。物理的なポストに限りがあるからです。
そうなると、これまでの努力も無駄になってしまいます。
そこで、おススメしたいのが7割で諦めて成長率を上げる方法です。
3つのステップを紹介します。
■STEP1 全力で7割までやりきる
どんな仕事でも未体験のモノはどんどん吸収できます。
7割くらいまでは時間さえかければ誰でも達成できます。でも1年で達成するのと10年で達成するのでは人生を大きく変えるくらいインパクトの大きいものになります。
ここで大事なことは最速で7割までやりきるということです。
■STEP2 成長率が落ちてきたら諦める
7割を超えてくるくらいから成長速度が鈍くなってきます。
ここから8割9割にするには膨大な時間と労力が必要になってきます。
あなたがその仕事が本当に好きで極めたいと考えるなら、そのままプロフェッショナルの道に突き進んでもいいでしょう。
でもプロフェッショナル以外の人は7割まで達成できたら、そこで一旦諦めましょう。
■STEP3 新しいことにチャレンジする
諦めることによって得た時間と労力を次のチャレンジの為に使います。
そして新しい挑戦に対しても7割達成できるまで全力でやりきります。
このサイクルを繰り返すことであなたの成長は他の人と比べ物にならないほど大きなものになっているでしょう。
因みにこの「7割」というのは、自分自身で決めていいです。
「業務プロセスを7割把握する」でも「仕事で得られるスキルの7割を獲得する」でもいいです。
また、自分自身がやりたいと思うことが前提なので苦痛に感じている仕事の場合は7割するまでもなく早めに切り替えた方がいいです。嫌々する仕事には全力で望めないからです。