バイト師匠の日記

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社会で生き抜くための「スルーするスキル」の実践方法

 

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人は怒られるよりも褒められたいし、批判されるよりも認めてもらいたいと思うもの。

でも現実は怒られたり批判されたりすることの方が多く感じます。

誰かに激怒されたとします。その後に同じ熱量で褒められても感情はプラマイゼロにはなりません。むしろ怒られたことの方が心に強く残ります。人は本能的に怒られたくないんです。

 

そんな中で今注目しているのが「スルーするスキル」です。

起業家や成功者とされる人たちは全員「スルーするスキル」を持っています。

何かを成し遂げようとする人には必ず批判する人たちがでてきます。

批判する人たちをいちいち相手にしているとやりたいことができません。

だから、華麗にスルーして我が道を進んでいくんですね。

 

このスキルを取得すれば日々の生活ががらりと変わってきます。

だからこのスルーするスキルをマスターしてきましょう。

まずはスルーするために必要な基本的な考え方を理解しておきましょう。

■ゆるく考える

普段真面目に生きている人ほどスルーできません。真面目な人は相手の不真面目を許せないからです。普段から「ま、いっか」と思えるくらいにいゆるく考えるクセをつけておきましょう。

■選択肢をもつ

選択肢が無い状態は人を追い込んでいきます。選択肢が無いことでスルーしたくてもスルーできないケースも多くあります。例えば、パワハラの上司をスルーしたくても出来ないのは仕事が辞められないからです。転職の選択肢を持っていれば気持ちも楽ですし、スルーもできるようになります。

■価値観を優先する

スルーするスキルは大事ですが、本来ならスルーしなくても良い環境の方がいいに決まっています。つまりストレスの少ない環境に身を置くということです。自分の価値観に合わないことをするとストレスがたまります。だから自分の価値観に合わないことはやらないと決めた方がいいです。価値観は大事すよ。

 

心の準備が整ったところで、スルーするスキルの実践法を書いていきます。

 

<初級編>聞き流す

相手から批判を受けた時にやってはいけないことは受け止めることです。絶対に受け止めてはいけません。相手はあなたのためだとかなんとか理由を付けてくると思いますが100%違います。それは親切心ではなくただのイラつきや怒りです。だから聞き流していいのです。ただし、批判の中に、あなたの役に立つ情報がある場合は、そこだけ受け取りましょう。

 

<中級編>抽象化する

 批判する相手をどんどん抽象化していきます。例えば目の前にいる上司を抽象化してきます。

上司⇒中年の社会人⇒日本人⇒人間⇒哺乳類⇒生き物

上司から生き物にまで抽象化されました。謎の生命体に批判されてもピンときませんよね。「この生き物は何を言っているのだろう」という意識にまで持ってこれれば中級者です。

 

<上級編>視点を上げる

オフィスで上司から批判されているとします。その状況を俯瞰して見てください。オフィスの天井から見下ろしているイメージです。そこからもっと引いて上空からオフィスを見下ろします。人々が蟻のようにちょこちょこ動いています。批判される自分なんてちっぽけな気がしますよね。この視点を更に上げて日本列島を見下ろせば、人の形も見えません。更に視点を宇宙にまで上げることができれば地球が野球ボールの様にみえるかもしれません。宇宙まで視点を上げれる人はなかなかいないでしょうが、視点を上げてみることで問題が小さく思えてきます。