仕事は細分化すると遊びになる
最近、ホリエモンを始めとした起業家の方が「これからは遊びが仕事になる」とよく言われています。ユーチューバーやインスタグラマー、プロゲーマー、ブロガーなどはその代表格だと思います。確かにその通りで異論は一切なんですけど、いまいち実感がわかないんです。多分、成功している人がほんの一握りなので現実味がないんでしょうね。
で、「理解は出来るけど一般の人には真似するのは難しいよね」というスタンスでした。
そんな時に、この言葉が耳に入ってきました。
「仕事は細分化すると遊びになる」
これは、AbemaTVの「徹の部屋」という番組に出演していた株式会社コルクの佐渡島さんのおっしゃってた言葉です。この言葉を聞いた時に「もう2年越しでわからなかった謎がやっと解けた」そんな感覚でした。
佐渡島さんのオンラインサロンでは編集の仕事を細分化して得意な人にどんどん任せているそうです。しかもサロンメンバーなので社員ではないので給料も発生しません。逆にサロンの会費を払っています。外部の人から見たらお金を払って労働しているように見えますが、サロンメンバーには遊びになっているらしい。
なるほど、面白すぎる!!
農業体験も遊び
例えば、最近人気の農業体験とかもそうです。芋ほりや田植え、いちご狩りなどは楽しいですが、あれは農業の仕事の一部を細分化したものです。まさに仕事が遊びに変わっています。週末の数時間だけなら「遊び」ですが、毎日になったらそれはもう仕事になっちゃいます。他にも動物園のエサやりやそば打ち体験、ガラス工房体験など仕事の一部を遊びにしている事例はたくさんあります。
仕事を細分化してみよう
ぜひ、あなたの仕事も細分化してみてください。いつもやっている仕事のフローを全て洗い出すことから始めましょう。もしかすると、仕事の一部分が他人には遊びになる部分があるかもしれません。
理想は細分化した仕事それぞれを遊びにして他の人にやってもらって、自分は細分化されたアウトプットを編集する。そして自分もまた他人の細分化された仕事で遊ぶ。そんな形で経済が回っていけば本当に遊びが仕事になっていくかもしれません。
まぁそれは難しいかもしれませんが、自分の仕事の一部が他の人にとっては遊びになる可能性があるということは目からウロコでした。