【採用担当向け】中途社員の求人媒体の選び方
中途社員の募集をかける時、どのようにして求人媒体を選んでいますか?
媒体選びに失敗するとどんなに素晴らしい求人原稿を出しても応募はないでしょう。
現在求人サイトも沢山ありすぎてどれを選んでいいかわからない状況だと思います。
今回は正しい求人媒体の選び方をお教えします。
まず求人業界の全体像を理解しないといけません。
下の図をご覧ください。(汚くてすみません。。。)
※費用はエリアより変わります。上記は福岡エリアの価格相場です。
求人媒体はピラミッドのようになっていて大きく分けると社会人経験のある方が見る『転職サイト』と学生・主婦・フリーターをターゲットにした『アルバイトサイト』に分かれます。(ピラミッドの最上位は人材紹介ですが今回は説明を省きます。)
このピラミッド、上に行くほどスペックの高い人材と出会える確率が上がります。なので、タウンワークで前職がトップセールスの営業マンを採用する事は無理ですし、anで店舗のエリアマネージャーを採用するのも無理です。そのようなハイスペック人材はアルバイトサイトを見てないからです。ただし、アルバイトサイトでも社員の求人が有効な場合もあります。それは、フリーターや主婦をターゲットにした場合です。今はアルバイトだけど将来社員になりたい層は多くいます。
大事なことはあなた会社の欲しいターゲットはどの求人サイトを見ているかです。コストだけで決めてはいけません。
そこで『転職サイト』と『アルバイトサイト』のそれぞれのチェックポイントを記載しましたので、求人条件と比較してみてください。
<転職サイトのチェックポイント>
■社会人経験が必須
■求人コストを20万円以上出せる
■即戦力が欲しい
■給与20万円以上
■相性のよい仕事:営業、オフィスワーク、管理職、未経験OKのエンジニアなど
<アルバイトサイトのチェックポイント>
■フリーターや主婦も歓迎
■求人コスト10万円以下
■一から教育する
■給与20万円以下
■相性のよい仕事:飲食、販売、サービス職、一般事務、作業員など
求人広告の営業さんは販売できる商品が1つしかない場合が多いです。だから自分の求人サイトでは採用が難しかったとしてもその媒体で勝負するしかありません。どの求人サービスを利用するかをあらかじめ媒体選択してから商談に臨みましょう。