「意思」より「環境」を変えた方がいい
意思の強い人間はすごいです。尊敬に値します。でもそんな人はごく一部でほとんどは意思が弱いのです。
例えば、勉強に集中したいのにTVを見てしまったり、スマホをいじったり、片付けをし始めたりとなかなか勉強に集中できない。これは意思が弱いからだ。で意思を強くする方法があればいいのだけれどそんなモノが発明されてたら別ですが、今のところその予定はないようです。
私は意思が弱いことを認めています。そして行動を意思に頼るのではなくて、環境を変えることで対応しています。
勉強に集中できないなら、集中できる環境にしればいいんです。
テレビを見てしまうならTVが無い部屋に行く。またはTVのコンセントを抜く、究極はTVを捨てるです。TVを捨てれば見たくても見れません。こういった環境を作ることが大事なんです。
スマホは捨てると支障が出てくるので捨てることはできませんが、誰かに預かってもらったり、電源オフにして、手の届かないところに置くということができればスマホを操作してくてもできません。
家に誘惑物が多すぎる場合は図書館やカフェなど本当の環境を変えるということも選択肢のひとつです。私はカフェで仕事や勉強をすることはないので、今まではかっこつけているんだろうと思っていましたが、あれは集中できる環境に身を置いているということだったんですね。
この環境を変えて行動させるというのはほかにもいろいろ応用できます。
意志力が必要なダイエットで考えてみましょう。
ダイエットは超シンプルで食べなければいいんですが、これが難しいのですね。
まず家にある食材は全て処分するか誰かにあげましょう。家に食べ物がある限り誘惑との闘いになってしまいます。家の食材をなくすことができれば、食べたくても食べれません。
ダイエットだけを考えれば誘惑の多い外出も禁止にした方がいいのですが、現実はそうもいきません。そこで、財布には最低限のお金しか入れないようにしましょう。もしくは財布をもっていかない。食べ物を変えない環境にするんです。
本人はつらいかもしれませんが、確実に目標を達成するためにはこういった環境をつくることが大事です。