平均勤続年数のランキング上位企業は良い会社なのか
先日平均勤続年数のトップ300社のランキング記事を読みました。
ランキング形式なので上位企業は一見優良企業のイメージがしますが、よく考えるとこの平均勤続年数って何の指標なのかよくわかりません。
勤続年数が長いことがよいことと判断するのはあまりにも短絡的すぎるかなと思います。
勤続年数が長い理由にはこういったものが考えられます。
・企業が安定している
・働く環境が良い
・人間関係が良い
これらが良いイメージにつながるんでしょうね。
でも、私は勤続年数が長い会社と聞くとこういった印象を持ちます。
・平均年齢が高そう
・若者に選んでもらえていないのか
・変化を嫌う社風なのかな
だから、このランキングを見るとトップ企業は優良企業どころか「若手に人気のない世代交代できない会社です」といっているような気がしてなんだか寂しい気持ちになります。
世の中にはいろんなランキングが存在しますが、順位に一喜一憂しないほうがいいです。そもそも○○ランキングって他人の評価なので気にしても意味がありません。自分の判断で評価して、自分ランキングをつくってみましょう。これやってみると意外と難しいですよ。普段私たちがどれだけ他人の評価を軸に生活しているか痛感します。