なぜテーマパークの食事はまずいのか?
年末は家族と沖縄で過ごすことが毎年恒例になっています。
年2回沖縄に行っているので美ら海水族館などのメジャーな観光地にはもう行っていなくて、地元の動物園とかマイナーなところで楽しんでいます。
でも毎回残念なのが動物園などの施設内にある食事が漏れなくマズいことなんの。カップラーメンや冷凍食品ですら美味しい時代になぜこんなにマズい料理が出せるのか本当に謎。沖縄に限らず地域の施設ではどこも大体こんな感じ。
今回の旅で、なんでテーマパークの食事がマズいのかがわかりました。
これね、お客さんからの評価やフィードバックを受けてないからなんですよ。
一般的な飲食店とテーマパークの飲食店の違いはここなんです。
普通の飲食店はマズいと潰れます。お客さんの評価は食べログだけじゃないです。一番の評価はリピートすることなんで、マズいお店はお客さんが減るので運営がきびしくなるんですね。非常にシンプルな話です。
だからこそお客さんの声に耳を傾けて、料理を工夫したり、食材の質を上げたりと試行錯誤しながらサービスを改善していきます。
一方テーマパークの飲食店はマズくてもつぶれることはありません。テーマパークに来場するお客さんが来てくれるからです。もちろんテーマパークが潰れたら飲食店もつぶれますが、可能性は低いです。
お客さんからの評価がサービスに反映されないので、マズいままなんです。
でね、この「評価を受けない」って他にもあるなぁと感じました。
役所の受付の対応の悪さもお客さんからの評価を受けていないからです。
民間サービスはお客さんの評価を上げる努力をするのでサービスの質が高いです。
あと学校の先生もそうです。先生は生徒の評価をしますが、先生を評価する人がいない。だから学校の先生の授業はつまらないんです。でも塾の先生は生徒から評価をうけるので授業が面白いんです。今でしょの林先生の授業とかかなり面白いんじゃないかと思います。
この評価を受けないというのは、突き詰めて考えると「既得権益者」ということにつながります。
既得権益の側に立ってしまうと成長が止まるということです。
逆に言うと評価される環境にいれば成長できるということ。
他人の評価ばかりして自分が評価されることから逃げるのは辞めた方がいい。
自分をアップデートしていこう!!