バイト師匠の日記

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プラスチックゴミ問題とネットのゴミ

先日ニュースでプラスチックゴミの処理がキャパを超えていて、ゴミ収集業者が頭を抱えている様子を目にしました。

プラスチックゴミが急激に増えた原因は中国が受け入れを中止したからです。もともと日本の法人用のプラスチックゴミは中国に輸出していました。中国ではプラスチックゴミは再生処理をして新たな資源になっていたんです。つまり日本はゴミを輸出してお金を稼げていました。

しかしゴミ処理に伴う汚染が中国で問題となり受け入れが中止されたということです。今まで輸出していた大量のプラスチックゴミを日本で処理しなければならなくなりましたが、その体制が整っておらずゴミ収集業者のゴミ置き場にはキャパを超えたゴミが山のように積み重なっています。

また、プラスチックゴミは人工物なので時間がたっても分解されません。海には大量のプラスチックゴミが散乱していて海の生態系も崩しています。こういった背景もあって、プラスチックのストロー廃止運動が世界で進められています。

大変な問題だなぁとみていたんですが、ふと思いました。

 

「ネット上に溢れている文字は消えずにずっと残り続けるけどコレってネット上のゴミなんじゃないか」

ちょっと怖くなりました。

ネットには日々大量の情報が生産されていますが、消化されることなく存在し続けます。これがプラスチックゴミとリンクしてしまったんですね。今や情報発信は一部の人たちの特権ではなくなり、全個人が発信できるようになりました。この文字の総量は天文学的な数字でしょう。

誰かの役に立ってもらえる「文字」たちは本の一握りで、大半の「文字」は誰にも見られることなくネット世界に捨てられます。そう考えるとTwitterやブログなどの毎日情報発信することはネット世界のゴミを生産している行為じゃないかと考えてしまいました。

これはつらいことだ。。。

 

その後、まぁでも地球は有限だけどネット世界は無限だから問題なのかなと自分を納得させて今日も記事を書く。そして明日も。