バイト師匠の日記

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信頼を得るためには全体の構造を理解しておこう

 

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たくさんの信頼を得ることができればビジネスは上手くいきます。

じゃあどうすれば信頼を得ることができると思いますか?

「相手の為になることをする」

「感謝される」

「褒める」

などありますよね。

もちろんどれも正解なんですが、一番重要なことは「嘘をつかない」ことです。

お客さんに嘘なんかつくわけないじゃないかという人もいるよね?

でも残念ながらほとんどの人は嘘をついているんです。

 

・お客さんが似合っていない服を試着した時に本音を言えますか?

・芸能人がスポンサーの不祥事に対して意見を言えますか?

・社員が社長に文句を言えますか?

 

どれもなかなか難易度が高いですよね。

これ構造的な問題だからなんです。

お金を受け取る人はお金を渡す人には何も言えないんですね。

 

この主従関係があるかぎり嘘から逃れられないんです。

 

似合ってない服でも販売するのは自分の収入に反映するからです。

芸能人がスポンサーに文句を言えないのはスポンサーのお金で生活しているからです。

 

信頼を稼ごうと思えばまずはこの構造的な関係を理解しておくことが大事です。

 

そう考えるとこれから広告サービスを始めようとする人はよく考えた方がいいです。

広告はクライアントからお金をもらって媒体で告知します。この時クライアントを自ら選べるかどうかであなたの信頼度が変わってきます。

ユーザーに不利なサービスだとわかってPRすることは嘘をついているということになるからです。

 

あと、もうひとつ大事なポイントは、みんな相手を騙してやろうなんて思っていないということ。むしろ真剣に熱意を持って仕事をしている人たちです。

つまり、嘘は人の感情ではなく、環境で嘘をつくということ。

だから嘘をつかない為には、環境を変えないといけないんです。その時に、業界や組織、ビジネスモデルの全体構造を理解しておくことが大事です。

そうしないと、また別の環境で嘘をつくことになります。

 

この時代に嘘をつかなくて済む環境を手に入れられた人は間違いなく成功者になれます。

 

でも決して不可能なことじゃないんです。

全体の構造を理解することと覚悟を持って行動することができればね。

と成功していない私が断言します。