バイト師匠の日記

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求人サイトの原稿は信用できるのか?

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転職活動する時には、ほとんどの人が求人サイトを利用するんじゃないかと思います。

そんな求人サイトを見てて何か嘘くささを感じることないですか?

楽しそうなスタッフたちの写真やヤリガイのありそうな仕事内容に「コレって本当?」と疑ってしまう人は鋭い感性をお持ちです。

 

結論から言うと今の求人広告はほぼ全てと言っていいほど盛ってます。

酷いところだと原型がないくらい激盛りしています笑

理由は明確で掲載企業からお金をもらっているからです。

求人サイトは広告業なので広告のクライアントからお金をもらうというビジネスモデルです。CMやチラシ広告で企業のマイナスな情報は入れませんよね。だから求人広告も掲載企業のマイナス面は構造的に伝えられないんですね。

 

だから、求人広告は良いことばかりが記載されるんです。これが「何か嘘くさい」の正体なのです。

 

普通の広告は商品やサービスのプロモーションなのでユーザーも広告と気づきやすいのですが、求人広告は社員募集の告知なので広告と思われにくいんですね。しかし求人広告も立派な広告なんです。

 

求人サイトとの向き合い方

じゃあ求人サイトは信用できないのかといえば答えはNOです。

あくまでも嘘くさいというだけで、基本的に嘘はないはずです。

この嘘くささの原因は良いことしか書いていないということです。

どんな会社にも良いことばかりの会社なんてありません。

求人広告はその会社の良いところだけを書いているものだと認識しておくことが大切です。

つまり、求人サイトの原稿の全てを信用すると危険だということです。

 

気になることは直接確認する

そして、応募時や面接時に抽象的な部分のことや大変なこと、気になっていることをちゃんと質問することです。

面接時には聞きにくいことかもしれませんが、負の部分をしらないまま入社しても後から苦労するだけです。面接はお互い対等の立場だということを忘れずに臨んでください。

 

これからは良いことだけでは通用しなくなる

SNSで繋がっている今の時代では、本音で語らないとスグにバレます。

だから良いことだけをキレイに並べても、現実とのギャップがあればメッキがはがれるのは時間の問題です。

私がおススメする会社は仕事の良い面と大変な部分を正直に表記している企業です。

そういう会社は信用できますね。

求人サイトを見る時は意識して見てみてください。