【採用担当者向け】面接辞退は応募の対応に原因があります。
「応募は来るけど、なかなか採用が出来ない。」
「採用したい人に辞退されてしまう。」
このような悩みをもっている採用担当者は多いのではないでしょうか?結論から言うと、あなたの会社の応募対応と面接対応に問題があるからです。
求人から採用までの大まかな流れは「求人」⇒「応募」⇒「面接」⇒「採用」の4ステップあります。でもほとんどの企業は「求人」の部分にしか注力していません。もちろん求人広告の打ち出し方はとても大事です。でもその後の対応の悪いと他社に良い人材を採用されてしまいます。
今回は応募対応に関してお伝えしますが、その前に意識していただきたい前提条件があります。
<前提条件>
■求人数は増えてるが、求職者は減っている。
■求職者は選ぶ立場でもある。
■求職者は在職中の仕事が第一優先である。
■求職者は忙しい。
応募者辞退が多い企業の共通点はこの前提条件を理解していないことです。これを理解していないと、求職者への態度や応対が全く変わってきます。まずはここをしっかりと頭に入れておいてください。
応募対応に関して大切なことは「スピード感」と「特別感」です。スピード感は意識している企業もあるかもしれませんが、特別感を実践している企業はほどんどありません。逆に言うとこれをやれば他社との差別化ポイントになります。
①スピード感
採用期間が遅くなるほど辞退率は高くなります。これは応募者の志望意欲が時間と共に下がっていくからです。逆に選考スピードが早いと志望意欲が上がっていきます。ですから選考スピードをできるだけ早めることを心がけてください。
<具体例>
■応募者への返信・連絡は当日中に行う。
■メールやり取りを最小限にする為に、ファーストメールに面接候補日を記載する。
■応募者に繋がる時間にかける。(お昼や18時以降など)
■面接回数を減らす。
■面接の場で内定を伝える。
②特別感
応募者は「評価されている」と感じると志望意欲が上がります。それは面接だけでなくメールの文面や電話の応対、受付の対応でも同じです。
<具体例>
■メールの定型文では送らずに、個別の評価ポイントや歓迎している旨を記載する。
■面接前日に電話でリマインドをする。
■面接で聞かれる質問を教えてあげる。
■電話にてお会いできるのを楽しみにしていることを伝える。
<まとめ>
応募しているということはその会社に興味があるということです。しかし、求職者は複数社を同時応募しています。面接に繋げるためには応募対応がとても大事です。他社に良い人材を取られないようにしっかり対応していきましょう!