バイト師匠の日記

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アルバイト応募者の辞退を防ぐ方法<STEP2.面接編>

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前回の応募編に続き、今回は面接編になります。

応募から無事面接までたどり着いたにもかかわらず

辞退されたり、連絡が途絶えてしまうケースを防ぐ方法です。

 

まず、

求職者にとって面接は初めての職場見学ということです。

だから、来店時のイメージがとても大切なのです。

スタッフには当たり前の日常が、求職者の辞退を決定づけることになる場合もあります。

求職者をスタッフ全員でおもてなしをする意識をもちましょう。

では、面接時における5つのチェックポイントをお伝えします。

 

□当日の面接者の名前、来店時間をスタッフに共有している。

例えば、あなたが面接に行ったときにこんなことを言われたらどうですか?

「あ、ちょっと待ってくださいね。店長ー、なんか面接に来たって言ってるんですけどー」

とても歓迎されている感じはしないですよね。マイナスイメージです。

一方で、

「佐藤さんですね。お待ちしていました。奥へどうぞ。店長呼んできますね」

と言われたら好印象に感じます。

スタッフにも協力してもらいましょう。

 

□スタッフルームはキレイに整理整頓している。

 いくらキレイなお店でも、スタッフルールやバックヤードにはゴミが散乱していたり、タバコ臭かったりすると働きたいと思ってもらえません。

また、標語やルール、注意書の張り紙がたくさん貼られている職場も敬遠されます。

もし、あなたの家に上司が来ることになったらどうしますか?、

部屋の掃除をしたり、片付けしたりしますよね?

応募者にも同じ気持ちで挑みましょう。

 

□仕事内容を正直に伝えている。

 仕事の忙しさや大変さを隠して採用しても面接と現実のギャップでスタッフは長続きしません。

でも、大変さばかり伝えてしまっては辞退されてしまいます。

そこで、最初に仕事の面白さ、やりがいを伝えます。

次に、忙しい曜日や時間帯を正直に伝えて下さい。

最後に、研修制度や任せる業務のことを伝え、責任もってフォローすることを約束し、安心してもらいましょう。

 

□どんなスタッフが働いているかを伝えている。

 面接時に聞きにくい質問として、働いているスタッフの情報があります。

どんな人と働くのか気になるのは当然です。

スタッフ構成や年代性別、大学名など出来る限り伝えてあげましょう。

面接者との共通点が見つかれば安心します。

面接が終わったら、スタッフと話す機会を作ってあげるのも良いです。

入店した時に知っている人が一人でもいると心強いものです。

 

□相手の希望をヒアリングしている。 

 一方的に伝えるだけでは、ただの自己満足にすぎません。

きちんと応募者の希望を聞きましょう。

しかし、応募者の本音を引き出すのはとても難しいです。

なぜなら、面接では良く思われたい心理が働いて希望の条件を伝えられないからです。

そこで、重要なのは「面接の雰囲気」です。

和やかな雰囲気の面接ではお互いに本音で話せます。

勤務日数や時間帯、希望の曜日などミスマッチがないように本音を引き出してあげましょう。