バイト師匠の日記

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アルバイト応募者の辞退を防ぐ方法<STEP3.採用編>

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応募者の辞退を防ぐ方法の応募編面接編に続いて今回は採用編です。

 
採用編は採用決定後から1ヶ月以内で辞めてしまうケースです。
せっかく採用が決まったのに、なぜ辞めてしまうのでしょうか?
 
辞退する主な理由はこちらの5つです。
1.思っていたより仕事が忙しい、きつい
2.休みの希望が通らない
3.研修が無しで、ほったらかしにされた
4.店長に理不尽に怒られる
5.スタッフと仲良くなれない
 
これらが解決できれば、辞退する理由もなくなります。
では、ひとつずつ見ていきましょう。
 
1.思っていたより仕事が忙しい、きつい
これは、面接時にマイナス面を隠してしまった場合におこります。この予想と現実のギャップが大きいほど離職の確率が高くなります。面接時にきちんと仕事内容の詳細を説明しましょう。また、ピーク時間などの忙しい時間帯を、曜日も伝えてあげましょう。
 
2.休みの希望が通らない
仕事内容とは逆に休みに関しては面接時に細かくヒアリングされていると思います。勤務して欲しい曜日や時間帯を伝えて、確認したのにもかかわらず平気で休み希望を出す。店長からすると「約束と違うじゃないか!」と言いたくなる気持ちはわかります。ただ、面接では採用される為に少しでも自分を良く見せたいと思うものです。それを見越した上で余裕をもったシフト管理をしていきましょう。
 
3.研修が無しで、ほったらかしにされた
新人の間はまだまだ戦力にはなりません。むしろ、足手まといになることの方が多いです。深刻な人手不足の店舗では、人は必要なのに育成する余裕がなく新人をほったらかしにしてしまう場合があります。また、「先輩の背中を見て覚えなさい」という昔ながらの教育方法をとっているお店もあります。
研修しないお店の方が離職率が高いので、研修した方がいいのは間違いないです。店長が忙しい場合は、研修担当をバイトスタッフに任せてみましょう。
 
4.店長に理不尽に怒られる
忙しい時や体調不良の時、新人の覚えが悪い時など、日々イライラすることも多いと思います。しかし、スタッフに当たってはいけません。ここで重要なのは怒られるのがダメなのではなく「理不尽」に怒られること。実際、バイトが長続きするお店の店長はスタッフに厳しく叱っている場合が多いです。怒った後にスタッフがちゃんと納得できているかをチェックしてみてください。
 
5.スタッフと仲良くなれない
バイトでの人間関係はとても大事です。積極的に新人さんと関わってチームワークを高めましょう。学校や趣味など共通点があると距離が近づきます。また、仕事は出来るが新人への態度が悪いベテランスタッフにも注意が必要です。
 
 
まずは、上記を実践して入店から1ヵ月を乗りきりことを目標にしましょう。この新人期が過ぎれば仕事もある程度覚えてきて、やりがいも感じてきます。また、スタッフとも仲良くなりバイトに行くのが楽しくなります。頑張ってください!