バイト師匠の日記

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【採用担当者向け】その求人広告のターゲットは誰ですか?


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「求人広告はラブレター」

そう言われることがあります。

 

「クラスのみんなが好き」

と言うより

「鈴木さんのことが好き」

の方が恋人になる確率は上がります。

ターゲットを広げると思いがぼやけます。当たり前ですよね。

 

でも、求人広告となると皆さんここぞとばかりにターゲットを広げます。

最近はアルバイトの応募が来ないのでターゲットを広げて求人したくなる気持ちはわかります。

しかし、求職者の立場になって考えて見てください。

 

例えば、あなたが女子大生だったとします。

以下のどちらの求人で働きたいですか?

【A】フリーター、学生、既婚者みなさん大歓迎

【B】スタッフ全員女子学生。試験休み応相談。

 

もちろん【B】ですよね。

同世代が多く働いていて、シフトの融通も効きそうです。

 

ただし、フリーター、既婚者からの応募は見込めなくなります。

 

じゃあ全体の応募数は【A】の方が良いのでしょうか?

 

答えはNOです。

 

実際にはフリーターはフリーターを求めている求人に、既婚者は既婚者を求めている求人に応募します。

なので、【A】にはどの属性からも応募が来ないでしよう。

 

ターゲットに関して以下の法則が成り立ちます。

◼️ターゲット広げる=マッチングしにくい

◼️ターゲット絞る =マッチングしやすい

 

あなたのお店の求人のターゲットは誰ですか?みんなに向けたラブレターは誰からもみてもらえませんよ。