バイト師匠の日記

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【求人ノウハウ】地域の差より世代の差

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最近感じることは、インターネットで全世界が繋がっている現在において地域の差があまりなくなっているということ。

10年前だと求人を探すときは、コンビニや駅まで行ってフリーペーパーの求人誌をとってバイト情報を探していました。フリーペーパーは人が集まるところに設置しないと見てもらえない為、必然的に都心部の方が設置が多くなります。さらに郊外エリアになると雑誌が設置されていない地域もありました。なので、都心部と郊外エリアでは求人の受け取れる情報量が違いました。昔は住む地域によって求人の情報格差があったんです。

でも、今の主流はWEBサイトに変わりました。だから、スマホ一つあればどの地域でも求人に簡単にアクセスできます。これにより地域の情報格差は少なくなりました。その代わりに最近は世代間の差が強くなってきました。

WEBサイトのアクセスはほとんどがスマホです。そしてメインユーザーは10~20代の若年層です。だから、スマホを持っていない中高年の方がWEBサイトから応募することはありません。世代によって使用する求人媒体が変わってくるのです。

では、スマホを持っていない中高年の方はどうやって求人を探すでしょうか?

新聞の折り込みのチラシやコンビニやスーパーに置いてあるフリーペーパーなどの紙媒体で情報を入手しています。お友達の紹介や張り紙などもあるでしょう。今は多様化していて全世代が同じ媒体を使用する様なことはありません。だから、どの世代の人が採用したいかをしっかり考え、採用方法を考えなくてはなりません。

どの世代が必要か?それはなぜか?求めるスキルは何か?この質問に答えられない場合はまずはこの3つをしっかり考えてターゲット設定を行いましょう。