バイト師匠の日記

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USJは近代最高傑作のエンタメ

USJに行ってきました。やっぱりさすがでした。テーマパーク界を引っ張っているだけあります。

 

USJをV字回復させたマーケターの森岡毅さんの書籍を読んでいたので、2倍楽しめました。

 

実際に足を運んでみて新たな気づきもありました。例えば若い人達はお揃いの格好をしているんですね。ミニオンなどのキャラクターにコスプレしてるだけじゃなくて、洋服のコーディネートを統一したり、ペアルックのカップルも多くみました。これをみてUSJはアトラクションを楽しむだけじゃないことがわかりました。ハロウィンの様に変身して非日常を楽しむイベントとして、また友達や恋人の繋がりを再確認する場所としての機能もあるんだとわかりました。 

 

 

ただ一方でテーマパークという形態自体が近代的だなとも感じました。

 

それはアップデートできないということ。テーマパークのアトラクションは巨額の投資をしてその時代のテクノロジーを駆使した施設を作り集客をします。

ハリーポッターの世界観は本当に圧巻で感動します。でもアトラクションは現段階ではまだ楽しめますが、今後さらにテクノロジーが進化した時に今の技術がチープに感じてしまうという現象が起きてくるんだろうなと思いました。

 

実際VRスマホひとつで個人が体験できるようになったので、テーマパークの方の技術よりハイテクだったりします。

 

完璧なモノを作ってお客さんに提供するというのは近代の考え方です。この近代のサービスの中ではUSJは最高峰のテーマパークであることは間違いありません。

でも、現代におけるサービスは完璧主義ではなくアップデート主義に向かっています。

 

初めにサービスを投入して、どんどんアップデートしていく方法ですね。なので最近は商品やサービスの取り扱い説明書がなかったりします。アップデート主義のサービスにおいて取り扱い説明書は機能しません。日々改善していくので取り扱い方法が変わっていくからです。

 

SUJが今後更に進化するとすれば、このアップデートできるサービスをいかに組み込んでいくかでしょうね。

 

とここまで書いてきましたが、パレードとかゾンビ企画などはアップデート的なサービスですね。さすがUSJですね、すでに手を打っていました。でも今後は更にこういったイベントが増えて行くんだと思います。