バイト師匠の日記

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あおり運転はドライブレコーダーで防げない

あおり運転が社会問題になっています。ドライブレコーダーの普及に伴いあおり運転が可視化されたことはとてもいいことですし、どんどん摘発されるべきだと思っています。

 

誰しもあおり運転されたくないはずです。でもその対処法が不十分であると感じていて今回はそのことを書いていきます。

 

 

まずあおり運転の対処法として、ほとんどの人が思いつくのがドライブレコーダーだと思います。でも私はドライブレコーダーを設置してもあおり運転自体は回避できないと考えます。

 

なぜならあおり運転は論理ではなく感情でやっているからです。もっと簡単にいうと「キレている」状態です。前を運転するドライバーにぶちキレているんですね。キレている人に論理的に説明しても効果はありません。だからドライブレコーダーはキレている人を記録することはできても、感情を抑える効果はないんです。

 

 

じゃあどうすればいいのか?

 

あおり運転をされない運転をするということです。

つまり予防です。

 

そりゃ当たり前じゃないか!思うかもしれませんが、この予防という考え方はとても大事です。

病気もそうなんですが、例えば胃ガンを治すためにかける労力は並大抵ではありません。でも胃がんの原因であるピロリ菌を事前に取り除くだけで胃がんになる可能性は限りなくゼロに近づきます。このように病気は治療するよりも予防した方が圧倒的にコスパがいいんです。

 

あおり運転の原因は「キレる」です。なのでキレさせないようにするのが最もコスパがいいんです。

 

もうひとつ大事な視点として、あおり運転の被害者が加害者を作り出しているということも覚えておきましょう。

 

では相手をキレさせない運転方法を見ていきましょう。

 

追い越し車線を走らない

遅い車が追い越し車線を走っていて、その後ろに渋滞ができている場面を見ることがあります。あれはドライバーにとってストレスになります。なので急いでいない時や運転速度が遅い人は左車線を走るように心がけましょう。

 

無理やり割り込みしない

車線変更や合流する時に十分な空きがあるか確認しましょう。無理やり入られるとイライラさせてしまいます。親切な人ならウインカーを出していると減速してくれる人もいます。でも減速せずに加速する人もいるから注意しましょう。一つの割り込みする目安としては相手にブレーキを踏ませないくらいの距離で入りましょう。そして入れてもらえたらハザードでお礼の合図をしましょう。

 

道を譲る

これは先ほどの逆になるんですが、割り込みしそうな人がいたら快くいれてあげましょう。また、一車線しかない道路で後ろの車がぴったりくっついてくる場合は道路の幅が広めの場所でウインカーを出しハザードをつけて停車します。そうすると後ろの車はすごいスピードで追い越していきます。

 

むやみにクラクションを鳴らさない

ラクションを鳴らすタイミングは相手や自分に危害が加わる可能性がある場合だけです。信号が青になっても発車しない車にビービークラクションを鳴らすのはやめましょう。また急な割り込みをしてきた人にムカついたとしてもクラクションはならしたらいけません。

 

 

 

これらが守れればあおり運転のトラブルに巻き込まれる可能性はかなり低くなるんじゃないかと思います。

 

あおり運転は問答無用で悪いことなんですが、あおり運転された人が正しいとは限りません。あおり運転するする人の視点で考えるとノロノロ運転している人の方を悪だと思っています。あおり運転を否定するのは簡単ですがその原因についても考えてみるとまた違った見え方ができます。

 

現場からは以上です。