バイト師匠の日記

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おじさんは変化できない?若者は変化する?それ勘違いっす。

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価値観が古いおじさんやガラケーのおじさんを時代遅れだといいます。そして若者は変化する時代の波に合わせて自分も変化していると思っています。
はい。これね、完全に勘違いなんです。
確かに若者は最先端のトレンドを理解して取り入れている。一方でおじさん世代は最先端の価値観や技術についていけていない場合が多いです。

でもね、よく考えてみて。
本当におじさんだけが変化できていないと思ってる?
若者は変化しているって言える?
それって、若者が変化しているんじゃなくて、若者は変化した今の時代に生まれたから、それがデフォルトっていうだけなんですよ。
だから若者だから変化についていけているという考えはヤバいです。
変化できる人の条件に世代は関係ないです。若者はおじさんをバカにしている場合じゃないですよ。

そもそも変化できる人間は1割で、残りの9割は変化したくない人たちなんです。おじさんが変化できていないと感じるのは、9割の人が変化に対応できないからです。そして若者は変化に対応していると感じちゃう理由は、そもそもまだ変化を体験していないからなんです。
今の若者が10年後20年後の大きな変化に対応できる確率も1割です。そしてその時代の若者からおじさん扱いをうけてしまうのです。
時代は繰り返すんですね。

このことから導き出される私たちの行動はこれ。

■おじさんは未来の自分

人間の9割は変化したくないので、変化できないおじさんは未来の自分であることを理解しましょう。今のおじさんが抱えている課題がそのままあなたの課題になります。そう考えるとおじさんとのかかわり方も変わってくるんじゃないかと思います。また、意識して変化できる1割になれるように意識しましょう。「最近の若い奴は…」と言い出したらおじさんの始まりです。

■若者に価値観を押し付けない

自分より若い世代と価値観が違った場合は、自分の価値観が古いということを理解しましょう。間違っても若者を正そうとしたり、自分の価値観を押し付けたりしてはいけません。老害と言われます。ここはなかなか受け入れるのに苦労しそうですね。