これからは時間の奪い合いの時代
これから必要なスキルのひとつに「編集スキル」があります。
ネットやSNSには文字や画像、音、動画などのデータ情報が溢れています。
本の売れ行きが減っているので、本を読む人は少なくなっていますが、スキマ時間にスマホをいじっている今は、昔より文字を読む量は圧倒的に増えています。
本が売れなくなった原因は紙離れではなくて、本に費やす時間がなくなったんだと思います。スマホのおかげで暇な時間がなくなってしまったんですね。
つまりこれからはいかにあなた自身やあなたのサービスにどれだけ相手の時間をもらえるかの勝負なんです。
考えるべきは「どうやったら相手の時間をもらえるか」です。
その答えの一つが編集スキルです。
現代人は忙しいので長い時間を拘束されることを嫌がります。
本やテレビ、映画などのコンテンツは長時間拘束します。ここに若者が離れていく原因があります。
そこでこれらの長いコンテンツを自分なりに編集してアウトプットしてみることをお勧めします。
例えば、6万文字のビジネス書を読みたくはないけど、1000文字でまとまっていたら読んでみたいという人はいるでしょう。
編集スキルは文字だけはなくあらゆる分野で活躍できます。
DJは音楽を編集
シェフは食材を編集
セレクトショップは商品を編集
ブログは思考を編集
営業はプレゼンを編集
因みに編集するときには3つの注意点があります。
批評家にならない
良い編集は人のためになったり、幸せにさせます。一方で批判や悪口の為の編集は何も生みだしません。作者にはリスペクトを持つこと大事です。
自分流にアレンジする
単にまとめるだけでは編集とは言いません。そこに自分の想いや考えが入っていないとコピペされて終わりです。自分のフィルターに通して感じたことをアウトプットしましょう。
生産する側になる
自らも生産する立場になりましょう。誰かに編集されることがあれば成功です。生産と編集を同時進行ですすめていきましょう。