バイト師匠の日記

1000人超の採用担当と会って気づいたことを発信。採用のお手伝いをしています。テーマは転職,仕事,求人,バイト,社員,採用,中途など

普通の人の成功戦略は「共感の量」

成功本に必ず書かれていることは「レアな人材」になるということ。
レアな人材になる為の方法は色んなアプローチがあります。
・生産性を極限まで高めて成果を出す。
・誰もやっていないことに挑戦する。
・失敗を恐れずに行動しまくる。
・テクノロジーを活用して最先端のトレンドに乗る。
・色んなスキルを組み合わせる。
でも実際これらを実行できるのは10%未満です。まぁだからこそ成功するんですけどね。実際はほとんどの人が頭では分かっていても実行できない訳です。これはね、もうしょうがないと諦めましょう。人間は行動派と保守派の割合が1:9と決まっています。人類誕生からこの比率は変わっていません。歴史を変えてきたのは1割の行動派の人たちです。行動派のみなさんありがとうございます。

 

ただ、じゃあ9割の人は成功できないのかというとそんなことはありません。行動派の人たちとは違う戦略で戦おうじゃありませんか。

行動派の成功の本質は「信用」を得ることです。時代の先陣を切って進んでいく姿勢に人々は魅せられます。そしてその人を信用するようになります。この信用こそが成功には不可欠なんですね。信用の量が多いほど影響力が増すからです。

保守派は「信用」を得るのが得意じゃないです。保守派は多数派なので多数派のメリットを活かした方がいいです。そこで私が考えた保守派の戦略は「共感」です。もっと簡単にいうと「保守派あるあるで共感を集めよう」です。
保守派ならではの思考や考え方は多くの人の共感を呼びます。ここを狙っていけば、行動派と違うアプローチで責められるんじゃないかと思います。

例えば家事だと
行動派は、生産性を上げる為の時短家電をコンテンツにしようとかいう発想ですが、保守派なら「共働きの旦那がいつもお皿を洗ってくれて嬉しいけどお皿の裏が洗えてない」とか「思い切ってルンバを買ってみたもののルンバを起動させる前の掃除ができなくてルンバに誇りがたまっている」とか日常のちょっとした切り口で普通の人の共感を集めることが向いているんだと思います。

マネタイズのタイミングは難しいですが「共感」がたくさん集まってファンが増えればいろんな可能性が広がることは間違いありません。
ということで普通の人は「共感」を集めるといいよというお話でした。