バイト師匠の日記

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自分の人生を生きたい人が使ってはいけない言葉とは?

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ほとんどの人は他人の人生を生きるより自分の人生を生きる方がいいと思っています。

でも実際はほとんどの人が他人の人生を生きてしまっています。

学校、会社、地域、世間など私たちが生活する様々なコミュニティの中で、気が付かないうちに自分の判断基準ではなく多数派の価値観を取り入れて生きています。

 

例えば、日常でこんな言葉を使ったことはないですか?

「あの人は常識が無いよね」

「普通はやらないでしょ」

 

実はこのような「常識」や「普通」という言葉には実態もないし意味もありません。

 

例えば、お風呂に2日に1回入っている家族ではそれが普通で常識です。

でも毎日お風呂に入っている家族からすると非常識です。

逆に週に1回しか入らない家族から見ても非常識です。

このように、我が家では当たり前にやっていたことが、世間では非常識だったということは多々あります。しかし、その世間の常識も世界から見たら非常識であることもあります。

つまり、「常識」や「普通」はコミュニティや世代、性別、性格などで変わってしまうので完全な常識、完全な普通は存在しないのです。

 

常識や普通という言葉を突き詰めていくと「多数派」ということなんだと思います。

人は多数派にいると安心です。しかも、自分で意思決定をしなくていいのでとても楽です。

でも、楽で安心な場所にいると自分で考える能力が無くなってしまいます。

自分の意見ではなく多数派の意見で行動するようになってしまいます。

「あの人は常識が無いよね」

「普通はやらないでしょ」

これらの言葉の問題点は、自分では意見を言っているつもりなんだけど、実は思考停止の状態で何も言っていないに等しいんです。 

 

「常識」「普通」と言っているうちは多数派の奴隷の状態です。

それは他人の人生を生きているのと同じことです。

 

もしも、自分の人生を生きたいのなら、「常識」「普通」を使うのはやめましょう。

そして、自分の考え、意見を自信を持って発言していきましょう。

そうすれば、自分の人生を生きることができます。