バイト師匠の日記

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お金の問題は収入ではなく支出である

 

人間の悩みやトラブルの原因のひとつに「お金」があります。お金の問題は貨幣の誕生から現在まで続いています。お金無いとご飯も食べれないし、住居も確保できないし、洋服を着ることもできません。お金がないと生きていけないのです。

 

でもよーく考えてみると、昭和の時代なら確かにそうかもしれません。

が、令和の時代においてはどうでしょう。

食べ物が無くて餓死する人が周りにいますか?

路上で暮らす人が周りにいますか?

洋服が買えずに穴の開いたボロボロのTシャツを着ている人はいますか?

そんな人はあなたの周りにいないと思います。

 

これは日本が豊かになり、よいモノが安く手に入るようになったからです。つまり、贅沢をしなければお金が少なくても無くても生きていけるのです。

 

でも世間では会社を辞めると路頭に迷ってしまうとか食べていけなくなるという漠然とした不安を抱えています。

 

また、お金が無いと悩んでいる人は収入を上げようと努力をします。でも悩みを紐解いていくと収入の問題ではなく支出の問題であることに気づきます。

 

先ほど話したように収入が低くても今の時代なら生きていくことは可能なはずです。それでも貧困なってしまうのは無駄な支出が原因です。いわゆる「浪費」です。ギャンブル、趣味、ゲーム、ファッション、お酒、外食などに浪費してしまうのです。

 

お金の計算式は単純です。

 

お金=収入ー支出

 

お金を増やそうとすると収入を増やそうとするのですが、収入が増えた分支出も増えるのでお金は増えないのですね。

 

だからまずやるべきことは支出を減らすことなんです。支出には「消費」「浪費」「投資」の3つありますが、消費は生活に必要な出費なので削れません。投資はお金がたまらないとできません。つまり浪費を削ることです。

 

自分の消費(生活に最低限必要な出費)がわかると人は安心します。「たとえ失敗しても月○○円あれば生きていける」と考えることができるからです。その時には漠然とした不安は一切ないのでチャレンジもしやすくなります。

 

ということで、お金に困っている人は支出を全て洗い出して「消費」と「浪費」に選別してみてください。新しい発見があるはずです。

 

僕はこの考えで、お金はないですが幸せな日々を送っています笑

 

ポジショントークは良いことだ

ポジショントーク」はしばしばネガティブワードとして使われることが多い。Wikipediaにはこう書かれています。

 

ポジショントークとは、自分の立場、立ち位置に由来して発言を行うことである。 転じて、自分の立場を利用して自分に有利な状況になるように行う発言のことも指すようになった。

 

 

だから「卑怯者、利己主義、自分勝手」などそんなネガティブなイメージを持ってしまっているんですね。でも「ポジショントーク」はネガティブな面ばかりが注目されすぎていると思っています。実はネガティブを吹き飛ばすくらいポジティブな面もあるのです。

 

ポジションを取る

そもそもポジショントークをするにはポジションを取らなければなりません。ここがポイントでほとんどの人はポジションを取らないんですね。なぜかというと「リスクを負う」からです。A案とB案のどちらかを選択すると失敗するリスクがありますが、A案もB案もどちらもいい面があると言っていれば失敗することはありません。でも後者の人は高い実績をつくることはできません。なぜか。

 

当事者意識

ポジションを取るということは「当事者意識を持つ」ことだからです。当事者意識を持つ人は強いです。物事を自分ごととして捉えるので成果も出やすいです。サッカーでいうとプレイヤーです。ポジションを取らない人はサッカープレーを見ている観客です。観客はいくら応援しても点は取れませんよね。もしかすると観客でもなく中継されたTVを寝ながらみている視聴者かもしれません。

 

それくらいポジションを取ることは重要なことなんですね。確かに利己主義な人もいますしネガティブな部分もあるのは事実です。ただ、観客でいる間は何も始まりません。自らポジションを取ってポジションとしてをしてきましょう。

信用を稼ぐ方法を考えてみる

「お金の本質は信用である」という話があります。

お金はもともとお金自体に価値がありました。金貨や銀貨など貨幣自体に価値があったんですね。でも金属は重たいので持ち運びが大変ですし、お金の流通が広がると貨幣の生産も追い付かなくなりました。そこから安価の硬貨や紙幣が登場します。この時からお金自体の価値ではなく国が発行するお金を国民が信用することで成り立つようになっています。

このような背景から僕も「お金の本質は信用である」と納得しています。この考えでいうと「信用を稼げばお金持ちになれる」と言えるはずです。そこで僕は信用を稼ごうと決めて頑張ってきましたが、全くお金持ちになっていないのです。

現状を振り返ってみるとスグに理解できました。それは「圧倒的に信用の量が少ない」です。信用が少なければお金も少ないのは当たり前ですね。そこでどうやったら信用をたくさん稼ぐことができるのかを考えてみました。

まず「お金=信用」なのでお金の増やし方を信用に応用すればいいんじゃないかと考えました。お金を増やすうえで大事なことは「浪費」「投資」を理解することです。

信用の浪費

せっかくお金を稼いでも浪費していてはお金はたまりません。信用の浪費は信用を失うということなので、「約束を守らない」「費用対効果が悪い」「アフターサービスが悪い」などがあげられます。これは日々意識しているので問題なさそうですが、アフターサービスに関してはまだまだ改善が必要だと思います。

信用の投資

お金は貯金しても増えることはありません。投資することで将来のリターンを見込めます。正直これは全くできていませんでした。今までは取引するお客に対してのみ意識していました。これは取引なので投資ではありませんでした。ここは早急に改善すべきところですね。
誰に対して、どれくらい、どうやって投資すればいいのかを考えていきたいと思います。

 

この記事を書きながら信用の投資という課題が見つかって良かったと思っていました。が、よく考えると投資はそもそものお金に余裕がないとできないじゃないかと気づき愕然としています。

 

んーでも信用はお金と違って無限に作り出すことができるからいいのか?うん、いいことにしよう。

 

大道芸を見るのが苦手な理由

観光地など人の集まる所では大道芸を見る機会が多くなります。大道芸は純粋にすごいと思いますし、日々練習を頑張っているんだろうなぁと感心します。

でも僕はいつも大道芸に対して違和感を感じてしまうんですね。それは何なのかを考えた時にひとつの答えが見つかりました。

それは「投げ銭」です。

大道芸にはいろんなタイプがありますが、共通するのは芸が終わった後に投げ銭をしてもらうことです。投げ銭は大道芸の収入源なので、投げ銭は生命線でもあります。だからいかにして投げ銭をしてもらうかを考えています。

大道芸のパターンはだいたいこんな流れです。

集客

まずは人を集めないといけません。お客さんに立ち止まってもらわないと始まりません。数人が立ち止まってくれると人が人を呼ぶ形になるのでどんどん人が増えていきます。もちろんお客さんが楽しめるパフォーマンスができていることが前提になります。

信頼関係

人だかりができたらお客さんとコミュニケーションをとりながら信頼関係を作っていきます。ここが一番難しいところで一番重要だと思います。お客さんを巻き込むことで一体感を作ったり、汗をかきながら必死な姿を見せたり、難易度が高い芸をあえて失敗したりしながらお客さんをひきつけます。

クライマックス

一通りの芸が終わったら、明るく元気なモードから一気に真剣なモードに切り替えます。この時曲調も変わります。そして最後の大技を行います。ここが会場のボルテージはピークですね。大技が決まるとお客さんへのクロージングに向かいます。自分の身の上話や、大道芸の厳しさ、練習の過酷さなど同情してもらいます。そして投げ銭をお願いするという流れです。

 

この路上の大道芸というスタイルは人の心理をうまくついているなぁと感心する一方で心理を悪用しているとも感じます。頼んでもいないのに勝手に芸をしておいて、「頑張ったんでお金をください」というのは結構暴力的だなぁと感じてしまうんです。本来は大道芸の投げ銭はしてもしなくても自由なはずなんですが、せざる負えない空気があります。あの脅迫感が苦手なんですね。

 

いつ会社を卒業するのか

先日指原莉乃さんが卒業されましたが、人気アイドルの卒業は本人の意思で決まります。会社が人気アイドルを卒業させるメリットはないので、自分で卒業を決断するのですね。

実は社会人も同じだと思って言います。学生は入学と卒業がはっきり決まっているのでわかりやすいですが、社会人は入社はありますが、卒業に関して考えている人はほとんどいません。新卒の就職活動が白熱しているのも良い会社に入社することがゴールになっているようにみえます。

でもよく考えてみてください。22歳の時に選んだ会社で80歳まで働いている自分をイメージでできる人は少ないでしょう。だからこれからは入社と同時に会社の卒業のタイミングを考える必要があります。卒業を考えるにあたっていくつかポイントがあります。

成長率

社会人生活で最も成長率が高いのは新卒一年目です。新しいことにチャレンジしている人は成長し続けますが、チャレンジしていない人は社歴とともに成長率は下がります。成長が見込めなくなったら卒業のタイミングです。

生き方

20代の時の考え方と50代の時の考え方は変わりますし、結婚や育児、住む地域でも変わってきます。年齢や家族構成などでどんな生き方をしたいかも変わっていきます。生き方が変われば働き方も変わってきます。なので生き方を変えるときは働き方を卒業するタイミングといえます。

時代の流れ

会社の提供しているサービスが時代に合わなくなることがあります。世の中に求められていないサービスを提供し続けていくことは、沈みかけた船で頑張っているようなものです。船を降りること、つまり会社を卒業するタイミングです。

このように会社を卒業するタイミングはあります。今が順調でも卒業するタイミングを考えることは大事だと思います。

 

モノの価格

以前けんすうさんが「マンガが高級商材になった」と言われていて、なるほどなぁと思いました。確かに長編漫画を全巻揃えようとすると数万円かかったりします。一方でスマホゲームやYouTubeなど無料で楽しめるようになった今、マンガの価格が相対的に高くなってしまったんですね。

これってマンガ以外にもたくさんあるなぁと思っていて、例えば映画は今のエンタメで考えると高いと感じます。ネットフリックスやAmazonプライムで映画や番組が月1000円以下で見放題ができるようになったので1回2000円の映画は高く感じます。

また、書籍も高く感じます。無料で最新の優良な記事がサクッと読める今の時代に書籍として情報収集するのは効率が悪いです。書籍は価格以外に時間のコスパも悪いです。一日の中で何時間も読書に費やす時間はない人が多いです。ビジネス書は200~300ページですが、本当に言いたいことは数ページだったりするので時間のコスパが悪いと感じてしまうのではないかと思います。

ゲーム機も高いですね。任天堂スイッチは3万円しますが、もはや子供が買える金額ではありません。今はスマホゲームとスイッチではクオリティの差があるので高価格でも選ばれていますが、今後スマホゲームのクオリティが上がっていけばゲーム機の価格は相対的に上がっていきます。

でも、このように価格が高いなぁと感じるサービスはビジネスチャンスでもあるんですね。

 

家族ごとの子育てのルールを強要しない

あるA家族と一緒に動物園に行ってきました。そこでいろいろと考えされられることがあったのでメモに残しておきます。

その家族の構成は5歳と4歳の兄妹の4人家族なんですが、ちょっと変わっているんです。例えばこんなルールがあります。

・スナック菓子や飴などのお菓子類禁止
・電池や電気で動くオモチャ禁止
・外食・買い食い禁止

 

これ厳しいですよね。まぁでもそれぞれの家庭のルールがあるのでこれ自体を否定するつもりはないんです。自由にやってもらっていいいんです。ただ家族同士で遊ぶときにそのルールを発動するのはどうかと思うんですがいかがでしょう。

我が家は子供にお菓子を普通に食べさせます。うちの子が食べたら、子供も食べたくなりますよね。で、お菓子をあげようとしたらAの奥さんに断られました。このルールに例外はなかったんです。もちろんA家族の子供は食べたいので泣き出します。でもルールは変わりません。そうするとAの子供がかわいそうなので、こちらもお菓子は禁止というルールに合わせざるおえなくなります。そうするとうちの子供たちからは「なんでダメなの?」というド正論が投げられるのですが、ロジックも何もなくだた「ダメだ」というだけでした。子供には悪いことしたなぁ。

他にも動物園の一部のスペースにミニ遊園地があるんですね。で子供ってメリーゴーランドとかそういった乗り物のりたいじゃないですか。で子供たちに乗せてあげようと思って乗り物の回数券チケットを買ったわけです。しかし、また新たなルールが発動しました。
「動物園は動物を見るところだから乗り物はダメ」
え?どういうこと?
全く意味が分かりませんでした。こうなるとうちの子供だけ載せたらAの子供がかわいそうすぎるので結局我が家も乗りませんでした。

価値観が違うことは当たり前なことなのでいろんな価値観があっていいと思います。ただ相手に自分の価値観を押し付けてくる人とは距離を置きたくなります。今回の件はこちらは直接強制されているわけではないのですが、間接的に強制されている状態です。

こういったことが起きるとお互いが不幸になるので、会わない方がいいとなります。

お菓子を食べさせたくないという考えは自由なので問題ないですが、社会で生活していくなら、臨機応変に対応しないといけません。相手を理解せずにマイルールを貫くのでれば、周りは離れていきます。そのことに気づいてほしいなぁと感じました。

いろんな家族がありますね。