【採用担当者向け】求人広告の三大NGワード

求人広告でよく使われているキャッチコピーの中には応募効果が見込めないNGワードがあります。しかし、現実にはこのNGワードを使用している求人がほとんどです。あなたのお店の求人広告は大丈夫ですか？自社の広告と比較しながらチェックしてみてください。

NGワード第３位　『幅広い年齢層のスタッフが活躍中』

これがダメな理由はずばり「ターゲットがボケる」からです。採用側からすると、ターゲットを絞ると応募が減るので、少しでも広げたくなる気持ちはわかります。でも、実際はターゲットは絞った方が良いです。求職者目線で考えてみましょう。主婦が学生ばかりの職場に入りたいと思いますか？やっぱり同じ主婦が多数働いている職場の方が安心しますよね。学生も同じです。

また、もう一つの理由は幅広い年齢層と言いつつも実際は偏っている場合が多いこと。20～60代のスタッフが活躍中と書きながら、実際は50代の主婦がほとんどというケースも多々あります。それって求職者に対して不親切だと思います。

以上の理由からターゲットは広げずに絞って出しましょう！

NGワード第２位　『アットホームな職場』
こちらも良く使われているキャッチコピーですね。このワードの問題点は「嘘くさい」です。実際にPRすべきことがない店舗によく使用されている場合が多いです。求職者は見抜いているんですね。なぜ嘘くさいと感じるのか？それは裏付けや根拠が無いからです。逆に言うと根拠を添えてあげれは立派なキャッチコピーになります。

＜改善例＞
・スタッフ同士、下の名前で呼びあっています。
・月1回希望者でボーリング大会をやってます。
・スタッフがお客さんとして飲みにきます。

NGワード第１位　『未経験者大歓迎』

栄えある1位は未経験者歓迎です。もう全ての求人広告に入っているのではないでしょうか。このワードがダメな理由はまさにそこで、求人広告のほとんどが未経験者を歓迎してるからです。未経験者を歓迎することがアピールにならないのです。ただし、これも未経験でも安心して働ける裏付けや根拠が表記できれば効果的になります。

＜改善例＞

・初日からスグに活躍できる簡単な仕事だから未経験者も安心

・５名募集なので新しい仲間と一緒にスタートできます

・１ヶ月間の研修マニュアルがあるのでバイト初心者でも大丈夫

いかがでしたでしょうか？

あなたの求人広告にもどれかは入っているのではないでしょうか？

求人件数が増え続け、求職者が減り続けている今、他社と差別化は必須です。

求人広告は求職者へのプレゼンととらえてください。

NGワードを使用せずに、会社やお店、仕事内容の魅力をキチンと伝える事が大切です。