嫌いな上司を味方にする3つのステップ
仕事の悩みのひとつに人間関係の悩みがあります。
その中でも多いのが先輩や上司との関係。
「性格が合わない」
「理不尽なことをされる」
「嫌味を言われる」
「方針がコロコロ変わる」
「現場が分かってない」
などあげればきりがありませんが、社会人経験のある人なら誰しも感じたことがありますよね。
あなたは嫌いな上司にどういった対処法をしていますか?
やってはいけない行動は、上司に反抗することです。
■嫌な感情を表に出す。
■上司の間違っていることを論理的に指摘する。
■さらに上の上司や社長にダメなところを報告する。
など、自分の意思表示をする行動は一番やってはいけません。
なぜなら、上司と対立の関係になってしまうと問題の解決どころかさらに悪化してしまう場合がほとんどだからです。
仮に問題が解決したとしてもそれは一時的なものになります。
敵を一人倒しても、また新しい敵が現れるだけです。
敵が現れるたびに戦っていたら、あなたのエネルギーも時間も無くなってしまいます。
立場や世代、価値観などは人それぞれの違います。
全て自分の思い通りにしたいと思っても無理なのです。
また、もう一つは自分の感情を押しつぶす方法です。
一般的には上司に対しての感情を殺して、波風立てずにやり過ごす人が多いんじゃないかと思います。
この方法は、関係性が悪化することはありませんが、現状維持が続くだけです。現状維持が続くとストレスが日に日に大きくなっていき、心が病んでしまいます。
じゃあどうするべきか?
上司を味方にする
それは上司を味方につける方法です。
嫌いな上司を味方に出来るわけないだろ?という声が聞こえてきます。
考え方を変えてみましょう。
上司を変えようとするのではなく、上司が変わりたいと思うにはどうしたらいいかを考えてみるんです。
そうです、あの有名な北風と太陽の方式です。
北風は旅人のマントを強風で無理やり脱がそうとし、太陽は温かくして旅人が自らマントを脱ぐように仕向けました。
あなたの取るべき方法は太陽です。
まずはどんなに嫌いでも上司を味方にしましょう、決して対立してはいけません。
嫌いな上司を味方にする3つのステップ
1.悩みに共感する
上司には上司の立場があることを認識しましょう。上司は幹部と部下の板挟みの状態で悩んでいます。その悩みに共感してあげましょう。また、現場との関係性の悩みを聞き出せたら、自分にできる事を協力してあげましょう。そうすることで、あなたへの信頼感が上がります。
2.褒める
嫌いな上司でも、優れている所は必ずあります。上司も人間なので、お世辞だとわかっていても悪い気はしません。とことん褒めまくりましょう。
褒める行為に労力はかかりませんから、非常にコスパが良いです笑。
3.お願いする
1と2で関係性が出来上がったら、上司の立場も考えた上で相談してみましょう。上司は信頼できる部下の悩みを解決したくなるものです。