バイト師匠の日記

1000人超の採用担当と会って気づいたことを発信。採用のお手伝いをしています。テーマは転職,仕事,求人,バイト,社員,採用,中途など

ブラック企業の見分け方

求職活動中にブラック企業に巻き込まれることは避けたいですよね。
しかし、企業の本当の姿を見抜くのは簡単ではありません。
この記事では、求人広告を通じてブラック企業を見分けるためのいくつかのポイントをご紹介します。
これらのサインを注意深く観察し、自身の労働条件やキャリアに適した企業を見つける手助けにしてください。

 

過剰な高待遇

ブラック企業は魅力的な給与や福利厚生をアピールすることがありますが、それが実際に適用されるのか疑問です。求人広告で過度に給与や福利厚生が強調されている場合は、その裏に隠された問題がある可能性があります。実際の労働条件や職場の雰囲気についても確認しましょう。

残業・休日の表記があいまい

長時間労働を要求することが多いです。求人広告において、長時間労働や残業に関する情報が曖昧な場合や触れられていない場合は要注意です。逆に、適切な労働時間やワークライフバランスを重視する企業は、その点を明確に示していることが多いです。

 

ハードルが低すぎる

「全員面接」「大量募集」「誰でもできる簡単なお仕事です」など極端にハードルが低い求人は注意が必要です。ブラック企業は離職者が多いので、出来るだけ多く採用しようとする傾向があります。

 

面接の対応

面接官の態度が高圧的であったり、面接で質問してもあいまいな答えが返ってきたり、その場で内定が出たり、面接での対応に疑問が出る場合はブラック企業の可能性があります。入社の返事を急がせたりする場合もあるので気を付けましょう。

 

社風や働く環境

ブラック企業は、求人広告で社風や働く環境について何も触れないか、あいまいな表現をすることがあります。健全な企業は、チームワークやコミュニケーションの重要性、従業員の成長をサポートする文化などについて明確に述べることが多いです。求人広告において、働く環境や社風についての情報が少ない場合は警戒が必要です。

 

 

求人広告を見る際には、給与や福利厚生のみにとらわれず、労働条件や企業文化にも注目しましょう。自身の労働条件とキャリアに適した企業を見つけるために、注意深く求人広告を読み解くことが重要です。

 

転職を有利に進める為にやっておきたい準備

転職は重要な人生の節目であり、成功するためには準備と計画が必要です。会社を辞める前に、以下のポイントに注目しておくことで、転職活動を有利に進めることができます。これからご紹介するポイントを参考に、スムーズな転職を実現しましょう。

1.実績をつくる

企業はあなたが実務でどれだけ貢献できるかをチェックします。
あなたがこれまでにチームや組織の成果にどのように関与し、目標を達成するためにどのような役割を果たしてきたのかをアピールする必要があります。そのため、実績が無い方は頑張って実績を作りましょう。売上上位に入った経験や、重要な企画を成功させた実績は、あなたの能力と成果を示す材料となります。
また、目標達成に向けてどのようなスキルやアプローチを活かしたのかも重要です。自分の得意な分野や経験を強調し、それがどのように目標達成に貢献したのかを具体的に説明できるようにしておきましょう。

2.スキルや経験の整理と強化

転職を成功させるためには、自身のスキルや経験を整理し、強化する必要があります。自分が持っている価値を明確にし、それをアピールできるような準備をしましょう。履歴書や職務経歴書を更新し、具体的な実績や成果を記載することも大切です。また、新たなスキルや資格を取得するなど、自己啓発にも積極的に取り組んでください。

3.ネットワークを活用する

転職活動では、ネットワークを活用することが非常に重要です。
現在の同僚や上司、友人、大学の先輩など、あなたの周囲には貴重なつながりがあるはずです。
SNSを活用して、コネクションを広げましょう。また、業界のイベントやセミナーに積極的に参加し、新たな出会いを求めることもおすすめです。


転職は慎重に計画を立てて進めるべきです。会社を辞める前にこれらのポイントを実践し、自分自身をより魅力的な候補者として位置づけましょう。自分の目標や希望に合った職場を見つけるために、時間と労力をかける価値があります。

 

最後に、転職活動は挑戦的なプロセスであることを忘れずに。努力と忍耐が必要ですが、自分自身の成長とキャリアの進展のために前向きに取り組んでください。成功を祈っています!

 

 

 

転職相談をする相手は誰が適している?それぞれのメリットとデメリット!

転職を考える際、最初に考えるべきなのは誰に相談すればいいのかということです。

同僚や上司、先に転職していった人、家族や友人、そしてキャリアアドバイザーなど、相談相手によってメリットとデメリットがありますので参考にしてください。

■会社の人

<メリット>
現在の職場での悩みやキャリアに関する考えについて相談するのに適しています。
転職が唯一の解決策ではない場合もありますので、同僚や仲間としての視点からアドバイスをもらうことができます。
<デメリット>
基本的には引き留めようとするので転職の意思が強い場合は相談しない方が良いです。
また、転職を取りやめた場合に関係が悪化するリスクがあります。

■転職経験者

<メリット>
転職していった人からは、実際に転職してどうだったかや、自身の経験に基づいた意見をもらえます。
転職サービスの利用方法や役立つ情報源についても聞くことができます。
<デメリット>
個別の事例なので、自分の状況に合うかはわかりません。市場の状況や企業の求める要件は変わることを理解しましょう。

■家族・友人

<メリット>
家族や友人、恋人など身近な人々は、個人的な事情も含めた本音で相談しやすい相手です。
自己分析のヒントや前向きな励ましをもらうことができ、転職活動に前向きな気持ちで臨むことができるでしょう。
<デメリット>
親世代は古い価値観を持っていたりするので注意が必要です。
具体的な転職の進め方やキャリアの方向性についての相談には向いていません。
自分を知る上での相談相手として位置づけるべきです。


■キャリアアドバイザー

<メリット>
あなたの転職に関するさまざまな相談に幅広く対応してくれる専門家です。
転職の悩みや疑問がある場合や、特定の業界の転職市場のトレンドを知りたい場合など、幅広いテーマについて相談することができます。
彼らは多くの転職事例を経験してきた専門家であり、最新の転職トレンドや企業の求人背景についても知識を持っています。
<デメリット>
親切ですが、あくまでもビジネスなので個人よりは企業側の味方です。意見を参考にしながら自分の意思で決断することが重要です。


転職は人生の重要な選択の一つですので、相談相手を慎重に選びましょう。自分自身の目標や希望に合わせたアドバイスをもらえる相手を見つけることで、転職活動を成功に導くことができます。どの相談相手を選ぶにしても、自分自身の意思や判断を持ちながら、多くの意見を聞いて参考にすることが重要です。

 

 

求人票に騙されないための5つの方法

求人票を見る際には、魅力的な表現や誇大広告に惑わされず、客観的な情報を得ることが重要です。以下では、求人票に騙されないための5つの方法を紹介します。

 

1.複数の情報源を活用する

単一の求人票だけに依存せず、複数の情報源から情報を収集しましょう。企業の公式ウェブサイトや業界関連のウェブサイト、社会的メディアなどを活用し、求人票の内容と照らし合わせることで、より客観的な判断ができます。

2.企業の評判や口コミを確認する

求人票には企業の良い側面が強調されていますが、実際の労働環境や社内文化を知るために、現従業員の評判や口コミを調査しましょう。転職サイトや企業レビューサイトなどを活用して、実際の労働者の声を確認することが重要です。

 

3.質問を積極的にする

求人面接や説明会などの機会を活用して、質問を積極的に行いましょう。職務内容や勤務条件、給与・待遇、キャリアパスなどについて、具体的な質問をすることで、より詳細な情報を入手することができます。

 

4.直感に頼る前に情報を検証する

求人票に書かれている情報に対しては、冷静な目で検証することが重要です。過度に魅力的な表現や誇大広告に惑わされず、客観的なデータや具体的な裏付け情報を求めましょう。

 

5.自分の希望や目標と照らし合わせる

求人票の内容が、自分のキャリア目標や希望に合致しているかどうかを考慮しましょう。自身のスキルや経験、ライフスタイルなどと照らし合わせながら、求人票の内容と自身の目標を比較し、最適な選択をすることが重要です。

 

以上が、求人票に騙されないための5つの方法です。

これらの方法を組み合わせながら、求人票を冷静に判断し、自身にとって最適な職場を見つけましょう。求人票の魅力的な表現に惑わされず、客観的な情報と自身の希望を重視することで、満足のいくキャリアの一歩を踏み出せるでしょう。

 

社会人が注意すべき詐欺の手口5選

社会人の皆さんに向けて、注意すべき詐欺の手口についてお伝えします。現代のテクノロジーの進歩により、詐欺師たちも巧妙な手口を編み出しています。だからこそ、私たち社会人は常に警戒心を持ち、知識を身につけることが重要なのです。以下に、社会人が特に注意すべき詐欺の手口5選をご紹介します。

 

フィッシング詐欺:

フィッシング詐欺は、銀行やオンラインサービスのように見せかけた偽のウェブサイトやメールを通じて個人情報を盗む詐欺です。一見本物のように見えるウェブサイトやメールから送られてくるリンクをクリックしたり、個人情報を入力したりすることで、詐欺師に情報が漏洩してしまう可能性があります。個人情報を提供する前に、送信元のメールアドレスやウェブサイトのURLをよく確認しましょう。

 

オンライン販売詐欺:

オンラインでの買い物は便利ですが、詐欺に注意が必要です。偽のウェブサイトや詐欺師が送信したリンクを経由して支払い情報を要求される場合には注意が必要です。信頼できるウェブサイトを使用し、安全な支払い方法を選ぶことが大切です。また、商品やサービスの詳細をよく確認し、不審な点があれば他の販売業者を検討するようにしましょう。

 

電話詐欺:

最近では電話を通じた詐欺も増えています。例えば、公共料金の未払いを装った詐欺や、仮想通貨への投資を勧誘する詐欺などがあります。電話を受けた場合には、相手の身元を確認するために情報を提供せず、警戒心を持ちましょう。疑わしい電話番号には応答せず、必要な場合には公式の連絡先を使用して確認することが重要です。

 

偽の求人情報:

求職中の社会人にとっても、偽の求人情報には注意が必要です。詐欺師は魅力的な条件や高収入を謳い、個人情報や前払いを要求することがあります。求人情報を探す際には、信頼できる求人サイトや企業の公式ウェブサイトを利用しましょう。また、背後にある企業や雇用主の信頼性を確認するために、情報をよく調査することも重要です。怪しい点や不審な要求があれば、その求人に関わらない方が安全です。

 

投資詐欺:

投資に関する詐欺も増えています。詐欺師は高い利回りや迅速な利益を約束し、社会人のお金をだまし取ろうとします。しかし、これらの投資は実際には架空のものであり、投資家の資金が横領されることがあります。投資に関しては慎重さが求められます。情報を確認し、信頼できる金融機関と取引を行いましょう。また、専門家の助言を求めることも重要です。投資に関する決断は慎重に行い、急な決断や強制的な参加を避けるようにしましょう。
以上が、社会人が注意すべき詐欺の手口5選です。これらは一般的な手口ですが、常に新たな手法が登場する可能性もあるため、警戒心を持ち続けることが重要です。情報の確認や専門家のアドバイスを活用し、詐欺から身を守るための知識を深めていきましょう。安全な社会で過ごすために、詐欺被害を未然に防ぐ努力を惜しまないことが大切です。

 

 


コスパのデメリット

僕は合理的な考え方をする傾向があります。何かを買う時は商品の価値と価格のバランスを考えますし、類似品とスペックを比較したりします。また価格が適正かもチェックします。これはもう趣味の領域でもありますが、コスパを常に意識してしまうのです。おかげで浪費をすることはありません。

 

ただ、最近このコスパ重視の考え方が危険でもあるなぁと感じています。それは、「ビジネスにおいてコスパを気にしていたらチャレンジできなのではないか」です。

 

コスパは費用に対しての効果の度合いです。

コスパを上げるには「費用を抑える」か「効果を上げるか」になりますが、効果を上げるよりも費用を抑える方が簡単なので前者の方に注力が行きがちになります。

 

そうすると大きな成果を出すという行動に消極的になってしまいます。費用をかけて失敗した時のリスクを考えてしまうのですね。

 

つまりコスパを意識しすぎると失敗はしないけど成功もしないのです。

 

最近それに気づいてちょっとヤバいなと感じました。もっとチャレンジしないといけない。チャレンジには失敗はつきものでチャレンジする人はコスパなんて考えは持っていないと思います。

 

そこで前々からやろうとして出来ていないことがあるので挑戦しようと心に決めました。それは「コミュニティへの参加」です。僕は人見知りなので既に出来上がっているコミュニティに入ることが苦手なんですが、それにチャレンジしていきたいと思います。そこはコスパを考えずにやってみようと思います。

労働をシェアする

働き方改革によって会社での働き方が改善されることはとてもいいことです。今後もこの流れは加速していくでしょうし、働き方を改善できない企業は淘汰されていくことになると思います。

 

そんな大きな流れがある一方で全く別の概念の働き方が生まれてきていると感じています。今日は新しい働き方についてメモしておきます。

 

会社組織から独立してフリーランスや起業をする人は昔に比べて増えました。フリーランスは自由で楽しそうなイメージがあるかもしれませんが、実は成功するのはかなり難易度が高いです。会社員で上手くいなかなかったからフリーランスやろうという人は大体失敗しています。

 

そんな中で今各専門のフリーランスが集まったコミュニティが生まれています。それはオンラインサロンであったり、Facebookのグループであったり、地元のコミュニティだったりします。

 

共通するのは雇用関係はなくみんなが対等なことです。コミュニティには運営者がいてその人の価値観や人柄に共感した人がメンバーになっていきます。コミュニティが小さいとただの仲良しクラブになりますが、コミュニティの数が増えてくるとそこで経済が回るようになってくるのです。

 

たとえば、事業のWEBデザインを業者に発注する時に、知らない会社にお願いするより、同じコミュニティにWEBデザイナーがいたらその人にお願いしたくなります。ご飯を食べに行くならメンバーのお店に行こうとなります。そんな感じでコミュニティ間で仕事が回っていくイメージです。

 

この流れはとても面白いなぁと思います。もしかするとこれが未来の会社の形なんじゃないかとも感じます。フリーランスとして一人でできる仕事の規模は限界がありますが、こういったコミュニティの力を借りれば会社と同じような規模の仕事もできるようになるのではないかと思います。

 

会社組織の場合、会社から決まった給与をもらうことができます。これはメリットでもありデメリットでもあります。安定はしますが、チャレンジするモチベーションが無くなるからです。

 

一方フリーランスのコミュニティでは、そもそも給与はありませんし、退会も自由です。オンラインサロンの場合は会員費がいるのでむしろお金をはらっています。だから必然的にコミュニティに前向きなメンバーしか残りません。みんな自分事として捉えてチャレンジするんですね。

 

そうなると会社員よりもパワーを持っていそうな気もします。まだまだ現象としては小さいですが、今後どう発展するかは気になる所です。